じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

発進せよ!信州合体ナガノイザー!

-各地から出現して、街を破壊する土偶型巨像。主人公たちは3体のロボットを操り対抗するが、巨像には思わぬ秘密が隠されていた-

地域政策課のDOGです。ご存知でしょうか、「信州合体ナガノイザー」という漫画が、今一部で熱い注目を集めていることを。

ストーリーやキャラクターの性格は戦隊や合体ロボットもののお約束を踏まえた、いわゆるベタな構成を取ってはいますが、キャラクターの名前(苗字が長野、小諸、安曇野)やロボットのモチーフ(りんご、そば、野沢菜!)から滲み出る長野愛と、物語の舞台(3体のロボットは夫神岳、十観山、子檀嶺岳の秘密格納庫から発進するのだ!)や登場する名所(昆虫資料館、田沢温泉、大宝寺三重塔など)から溢れ出す青木村愛が、本書の最大の特徴となっています。

キャラクター作画担当は神北みゆきさん。少女漫画チックなキャラクターは、一昔前の巨大合体ロボットの世界観とよくマッチしています。
原作およびメカ・背景担当はカムイコウジさん。カムイさんは大阪在住ですが、少年時代から親戚の家があった青木村をたびたび訪れて村の良さに触れていて、この漫画も「青木村やアオキノコちゃんを勝手に応援する」というコンセプトで執筆されているということです。

アオキノコちゃんをお持ち帰りしようとする少年(よい子は真似してはいけません)。
カムイさんは何と、3年前に青木村のマスコットキャラクターが公募されたとき、160点の応募数の中から採用された、アオキノコちゃんのデザイナーでもあります。

今回ブログ掲載のご連絡をしたところ、「じょうしょう気流は、青木村の情報が出ているので時々拝見させて頂いています」とのこと。どうもありがとうございます!

本書はいわゆる同人誌のため、通常はイベント等で入手するほかありませんが、現在青木村図書館に一冊配置され、道の駅あおきでは特別価格500円で販売されています。
表紙カラーB5版94ページという体裁でこの価格は、完全に採算を度外視した設定と言えるでしょう。

今後の活動としては、ネットでの短編の掲載を準備中であり、また、反響次第では2冊目の発行も検討しますということでした。

いろいろな楽しみ方がありそうなこの一冊。青木村にお立ち寄りの際はぜひ手にとってお確かめください。

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