2023.04.06 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史文化 ]
平家物語琵琶紀行~へいけものがたりびわきこう~琵琶の音色を聞いてきました!
こんにちは。上田合同庁舎のちゃぴです。
先日、令和5年3月18日土曜日に
上田市丸子文化会館セレスホールで
平家物語琵琶紀行「薩摩琵琶で聴く平家物語の世界」という
イベントがあり、琵琶の音色を聞かせていただいてきました。
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上田市丸子文化会館入り口付近写真です。
演奏してくださるのは、薩摩琵琶奏者の 石田さえ さんです。
丸子有線放送で、この開催を知り「ん?琵琶?どんな音色なんだろう」とまず、思いました。
今回の料金は、無料ということで…(いいんですか?)、
そこでも「行きたい!」と思った私です。
そして、ただの琵琶ではなく、薩摩琵琶(さつまびわ)ということでしたので、そこも「どんな楽器なんだろう?」と
興味を持ちました。
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琵琶を聞きたい!と思う方で会場は、その後ほぼ満席となりました。
パンフレットを見ると、このイベントは「長野県地域発元気づくり支援金活用事業」でした。
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琵琶というとこういう感じをイメージします。(写真は、正倉院御物)
琵琶といっても色々な種類があるそうです。
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薩摩琵琶(さつまびわ)は、真ん中のイラスト。縦に琵琶を持つことが特徴とのことです。また、バチが大きく、昔は武器にもなったと説明がありました。本日は、この薩摩琵琶を演奏してくださいます。
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琵琶の音色をお聞きするのは、今回初めてでした。
「祇園精舎の花の色、盛者必衰のことわりを表す…」あの、平家物語を琵琶に合わせて歌ってくださいました。
また、平家物語関係のオリジナルの歌の披露もありました。
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そっと写真を撮影させていただきました。
上田市丸子地区は、木曽義仲が挙兵した地。
昨年は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送され、上田市丸子地区は、大いに盛り上がりました。
最後の弾き語りは、義仲の奥様、巴御前のことを歌った「巴」(ともえ)
石田さえさんの琵琶の先生である、上田市出身の半田淳子さんの作曲です。
素敵な哀愁あふれる琵琶の音色と石田さえさんの歌声にすっかり魅せられた私です。
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石田さんのお話によりますと、源義仲のお母さんの名前も「さえ」ということで
そんな所にも義仲、そして上田市丸子地区にもご縁を感じるとのことでした!
そのお話をお聞きして、会場の皆さんも嬉しそうでした。
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アンコール曲は、「荒城の月」(滝廉太郎作曲)
琵琶の音色、バチで奏でるトレモロ(?)がとっても胸に染み入りました。
荒城の月…良い曲だなあ。改めて思いました。
初めて聞く、琵琶の生演奏…良いイベントに参加できて、本当に良かったです。
素敵なイベントの開催をありがとうございました。
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