じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

上小地域のおみやげ -上田紬の工芸品-

地域政策課のYです。

上小地域の各種おみやげに良い品物を紹介するシリーズ。今回は、上田紬の工芸品です。

上田地域は、古くから養蚕や製糸業が盛んでした。特に、蚕の卵(蚕種)の生産は、江戸時代から明治時代を中心に日本有数の生産量を誇り、明治にはフランスやイタリアに大量に輸出もされました。
そんな土地柄、絹織物もいいものがあったわけで、上田紬は、井原西鶴の日本永代蔵にその名前が登場するくらいに、全国的にも有名でした。

今は、そうしたものを作る方も減ってしまいましたが、「小岩井紬工房」や「藤本」などいくつかの工房ではがんばっています。色もデザインもすばらしい織物が、若い後継者に受け継がれています(小岩井紬工房のホームページのギャラリーを見てください。あまりに綺麗なのでリンク張らせていただきます)。
藤本さんについては、商工観光課のSがインタビュー記事を書いています。

紬ですから、本来は着物なんでしょうが、そうはいってもななかな高価なので「お土産にどうぞ」って言えませんが、上田紬を使った小物はお手ごろ価格で手に入ります。
一番上の写真の人形は、藤本さんの工房で購入したもの。お土産屋さんでは、帽子やネクタイのほか、コースター(2番目の写真左 小岩井紬工房製)やブックマーカー(写真右 藤本製)、財布、ストラップ、名刺入れなどいろいろな物が売られています。

3枚並んだ写真は、上田城跡横の「上田市観光会館」の土産物売場です。小物はかさばらないし、お土産に人にあげても綺麗で喜ばれるし、いいんじゃないでしょうか。


小岩井紬工房
住所:上田市上塩尻40
電話:0268-22-1927
藤本
住所:上田市常田2-27-17
電話:0268-22-0900
上田市観光会館
住所:上田市大手2-8-4
電話:0268-23-5408

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