じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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別所線の魅力 その3 いろいろな型の電車

上小地方事務所のY夫です。

別所線の魅力3回目は、電車です。別所線の電車は、今は3種類走っていますが、この地域の人にとっては、別所線といえば丸窓電車でしょう。車両のドアを出し入れする戸袋の窓が楕円形になっているのが名前の由来です。昭和3年(1928年)に導入され、昭和61年(1986年)に引退しました。でも、地元ではとても愛着が強かったのでしょう、今も塩田地域の3箇所で展示されています。
上の写真は、別所温泉駅に飾られているものです。
また、下の写真の左は、長野計器㈱の丸子電子機器工場の入口に展示されているもの、右はさくら国際高校の庭に飾られているものです。さくら国際高校では、昨年、上田電鉄から丸窓電車を譲り受け、補修をして公開しています。今年は生徒たちや地元の人たちも交えて補修活動をしたり、講演会を開催するそうです。このあたりのことは、こちらのブログ「木造校舎と丸窓電車」をご覧ください。


次は、1000系という電車です。別所線は、東急電鉄で走っていた電車を使っていますが、これもそうで、平成に入って作られた比較的新しい電車です。平成20年(2008年)に別所線に導入されました。



次は、1000系の電車に、動物や植物の絵がラッピングされた電車です。画家の原田泰治さんがデザインしたもので自然と友だち1号と同2号があります。現上田市は、平成18年(2006年)に旧上田市・真田町・武石村・丸子町が合併して誕生しましたが、ラッピング電車の導入は、その3周年記念で行われたものです。



最後は、「7200系」という電車です。この電車は、平成5年(1993年)に別所線に導入され、平成17年(2005年)に、丸窓電車風に戸袋の横にある窓を楕円形にしたり、色も同じようにしてラッピングを施し、その名もまるまどりーむ号と呼ばれています。窓から外を見ると、下の写真のような感じです。下之郷駅近くから独鈷山系の東側にある「安曽岡山」(あそおかやま)が見えます。昔の丸窓電車も中から見るとこんな感じだったのでしょうか。

別所線の電車は写真愛好家(か電車好きの人)に人気なようで、駅のホームや田んぼの中でカメラを構えている人、電車の中から外の風景を撮っている人をよく見かけます。風景とマッチしているっていうことでしょうねえ。

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