じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

真田氏ゆかりの六城めぐり(前編)

豊臣秀吉の裁定により、沼田城を含む一帯は北条氏が、名胡桃城は真田氏が治めることになりましたが、これを不服とする北条氏が名胡桃城を奪います。この名胡桃事件により、秀吉は惣無事令(私的な争いごとを禁ずる)を破ったとして小田原征伐を行い、北条氏を滅ぼしました。小さな山城ですが、戦国の歴史を動かした意義深いお城です。

■中山城

続いては「中山城」へ。

岩櫃城と沼田城の中間にあり、北条氏が真田攻めの拠点としたお城です。ちなみに、「れ:歴史を語る中山城址」は、群馬県民にはおなじみの「上毛かるた」ではなく、群馬県高山村の「高山かるた」です。

うっそうとした木立の中には空堀や土塁の跡が残っており、当時の様子が偲ばれます。

御城印は、中山城近くの道の駅「中山盆地」で頒布しています。

六城の中では、唯一真田氏にとって敵方の城。御城印にも北条氏ゆかりの家紋「三つ鱗」と「対い蝶」が描かれています。

中山城を後にし、次は岩櫃城へ向かいます。(後編に続く)

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