2020.11.19 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史 ]
真田氏ゆかりの六城めぐり(前編)
豊臣秀吉の裁定により、沼田城を含む一帯は北条氏が、名胡桃城は真田氏が治めることになりましたが、これを不服とする北条氏が名胡桃城を奪います。この名胡桃事件により、秀吉は惣無事令(私的な争いごとを禁ずる)を破ったとして小田原征伐を行い、北条氏を滅ぼしました。小さな山城ですが、戦国の歴史を動かした意義深いお城です。
■中山城
続いては「中山城」へ。
岩櫃城と沼田城の中間にあり、北条氏が真田攻めの拠点としたお城です。ちなみに、「れ:歴史を語る中山城址」は、群馬県民にはおなじみの「上毛かるた」ではなく、群馬県高山村の「高山かるた」です。
うっそうとした木立の中には空堀や土塁の跡が残っており、当時の様子が偲ばれます。
御城印は、中山城近くの道の駅「中山盆地」で頒布しています。
六城の中では、唯一真田氏にとって敵方の城。御城印にも北条氏ゆかりの家紋「三つ鱗」と「対い蝶」が描かれています。
中山城を後にし、次は岩櫃城へ向かいます。(後編に続く)
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