2013.07.11 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史 ]
木曽義仲公ゆかりの地を訪ねて④~居館編~
地域政策課のOです。
上小地域における木曽義仲公のゆかりの地を訪ねるシリーズ、今回は木曽義仲公の屋敷跡をご紹介します。
場所は旧鎌倉街道沿いにある「御嶽神社」の参道沿いにあります。
旧鎌倉街道沿いにある御嶽神社の鳥居から10分弱かけて徒歩で登っていくと、屋敷跡の看板が見えてきます。
ここが、義仲公が上田に滞在中、住んでいたとされる屋敷跡です。
屋敷は「依田城」と呼ばれ、平家物語の中でも登場する場所です。木曽を出た義仲公はこの依田城を拠点に人馬を集め、信濃軍団を率いて平家の大軍を撃破しました。
この付近は塩田平を結ぶ要所であり、裏山の山頂からは東山道から川中島平を眺望できる要害の地だったとのこと(「依田城」の跡とされる場所はこの山頂付近にもあり、諸説あるようです)。
確かにこの屋敷跡からでも丸子一帯を眺望することができます。義仲公はここからの眺めをみながら、遠く京への思いを馳せていたことでしょう。
ところで、この屋敷跡から少し奥に行った所に「御嶽神社」があります。
名前からすると、ここの地籍名も同様ですが木曽の御嶽山信仰からのものでしょうか。杉並木が続く雰囲気のある神社です。
所在地:長野県上田市御嶽堂
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