2013.03.06 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
しなの鉄道途中下車の旅 田中駅1 ピザと日帰り温泉施設
上小地方事務所のF森です。
しなの鉄道の各駅周辺を紹介するシリーズ。今回から3回にわたって「田中駅」周辺をお送りします。 これまでのブログ 滋野駅1 滋野駅2
田中駅は、明治21年(1888年)に、信越線長野-軽井沢間が開業した当初からあった駅です。8年後に上田方面の隣駅「大屋」ができるまで、丸子や諏訪地域の生糸など蚕糸業の産品を東京方面に輸送する大事な基地になっていました。また、このあたりは、北国街道の「田中宿」で、1742年の千曲川の大洪水で壊滅状態となり、立ち直ったあと大火でまた大きな被害を受けましたが、それまでは、江戸時代の人々が宿をとる宿場としてにぎわったところです。今は、駅から東に商店街が伸びています(第2回で紹介します)。また、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「海野宿」にも近く、当時の雰囲気を味わえる街並みを歩いて楽しめます(こちらのブログをご参照ください)。
駅周辺の紹介、まずは、田中駅前にある「WZU(ウズ)」。ロータリーの角にあります。お酒とピザのお店です。カウンターとテーブル席があります。夜に来て、カウンターでカクテルをいただきながらピザを食べるっていうのも良さそう。
ピザは、お客さんの見えるところで石窯で焼いています。注文を受けてから生地を丸くのばして焼きます。本格的です。
この日は、「ベーコンとなす」。約30cmの大きさ。とにかくチーズがたくさん乗っています。チーズがたくさんなので、生地は薄いですが、一人では食べきれない人もいます。生地も味があっておいしいです。市販のタバスコではなく、自家製の唐辛子オイルも付いてきます。
ピザのメニューも多いですが、ほかにドリアやパスタもあります。スパゲティにトマトソースとチーズを乗せて焼いたのもいいです。今は長野駅前にあるイタリアンレストランが、中央通り近くにあったときに同じようなメニューがありました。私の連れ合いがとても好きでよく食べていましたが、二人でWZUに行ったとき、懐かしくて、ピザのほか、このスパゲティのチーズ焼きをいただきました。
次は、駅舎のすぐ横にある日帰り温泉施設「ゆうふるtanaka」です。滋野駅でご紹介した「御牧之湯」と同じように(株)東御市振興公社が運営しています。
ここは、大きな施設です。温泉のほかに、プールやトレーニング施設も併設されています。マッサージコーナーもあります。
泉質は、ナトリウム塩化物泉。これも御牧之湯と同じです。
大浴場は、ヒノキ風呂と花崗岩風呂があります。男湯と女湯で日替わり利用で、伺った日の男風呂はヒノキ。床ももちろんヒノキですが、お湯の中の木が足裏に心地いいです。風呂は広いですね。真ん中にはジャグジーもありました。ほかに露天風呂やサウナも。
この施設にも地元の農産加工品などの販売所がありました。東御市の地ビール「OH!LA!HO(オラホ)」の関連商品も売っています。国内外のビール大会で何度も金賞をとっているビール。これも公社で作っています。
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田中駅の場所
住所:東御市田中279
地図:
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