じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小地域のお菓子 その22 塩田の古寺でいただくおはぎと団子

 商工観光課のF1号です。

 上小地域の和菓子を紹介してきたシリーズ。今回は、「信州の鎌倉」と言われる上田市塩田にある二つのお寺で出してくれるお菓子です。


 最初は、前山寺くるみおはぎ
 前山寺は、弘法大師が開いたといわれ、「未完成の完成塔」として知られる三重塔があることで有名です。鎌倉時代、北条氏が築いた「塩田城」の祈願寺(安全を祈る寺)であり、また、学問所でもあったそうです。真言宗智山派ですが、かつては、「信濃四談林」という真言宗の四つの勉強所の一つで、江戸時代には末寺が40余りもあったということで、格式が高いお寺です。
 ここでいただける「くるみおはぎ」。本堂の横にある庫裏に伺うと、静かな和室に通されます。正座して(正座しなくてもいいんですが、なんとなく雰囲気で)しばらく待つとおはぎが出てきました。まるいおはぎの下にはクルミダレが。オニグルミだそうです。普通のクルミより実が小さいですが、味はたいへんおいしいクルミです。殻を割るのがたいへんですが。おはぎは、一般的にもち米を半分くらいつぶす(半殺しとも言います)のが多いですが、ここのはもうお餅といって良いほどよくつぶしてあります。その分モチっとしています。クルミだれはもちろんおいしいです。「梅のシソ巻き」も付いていました。
 部屋の外には、立派なお庭があって、下には塩田平が広がっています。毎日のようにウォーキングで通るところですが、こうしてお寺の静かな部屋から塩田平を見ると、なにか格別な思いがします。
 なお、ここでおはぎをいただくには、予約していった方がいいです。

 次は、前山寺から少し西に行ったところにある中禅寺です。ここも真言宗のお寺。独鈷山の登山口が近くにあります。

 本堂の入口の横に茶屋があって、そこで団子や甘酒、お茶などがいただけます。天気のいい日は緋毛せんのかかった長いすに腰をかけて、静かな雰囲気の中で時を過ごすのもいいです。
 ここでは、やくしだんごがいただけます。このだんご、写真では大きさがよくわかりませんが、1串3個あって、1個の直径は4cmはあるでしょう。結構大きいです。普通の団子は、うるち米の上新粉で作りますが、ここのは、餅米の白玉粉と砂糖も混ぜてあります。そのため、柔らかくモチモチしています。砂糖ですから味も付いています。だからでしょうか、大きいのを3つ食べてもお腹にスッと入っていきます。団子のタレは、味噌と醤油、クルミの擦ったのなどが入っているそうです。甘すぎず、しょっぱすぎず、ちょうどいい感じ。
 このお寺にある「薬師堂」、だんごの名前もこれにちなんだものですが、国の重要文化財に指定されています。平安末期から鎌倉初期に造られたそうで、中部日本最古の建物だとか。立派な茅葺の屋根があってとても美しいです。中には薬師如来坐像があって、これも国の重要文化財です。
 茶屋から薬師堂方向を見ると、独鈷山がそびえ立っています。弘法大師が独鈷(真言宗など密教で使う仏具の一つ)を山に埋めたことから名が付いたと言う独鈷山。お寺から見るからでしょうか、神聖な感じがします。

  ↓↓↓ お寺の場所はこちら ↓↓↓


前山寺
 住所:上田市前山300
 電話:0268-38-2855
 地図:

中禅寺
 住所:上田市前山1721
 電話:0268-38-4538
 地図:

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