じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小ふしぎ発見!?(その8の2) あのツバメの巣は今・・・

 ミステリーハンター見習いのKです。

 以前紹介した海野町商店街の空き店舗の入口ドアのハンドルの上端に作られたツバメの巣紹介したブログはこちら)。
 気になって朝夕の通勤時に様子をうかがっていましたら、無事ヒナがかえりました\(^o^)/\(^o^)/


 かえったばかりのためか、親鳥の言付けを守っているのか分かりませんが、頭をしっかり上げないので何羽いるのか分かりませんが、羽毛やくちばしからヒナと分かります。普通数個の卵を産むようですが、一羽しか確認できません。

 親鳥から餌をもらう姿を狙ってしばらく待っていたのですが、怪しい人影を察知したのか親鳥は戻って来ませんでした。

 近くの巣の様子はどうかと思い見てみましたら、以前紹介した喫茶店の入口の照明に作られた巣でもヒナが2羽ほどかえっているようです。少し離れた場所からカメラを構えた瞬間に親鳥が飛び立ってしまい。こちらでも親鳥から餌をもらう写真は撮れませんでした。
     

 もう少しお城方面に足を延ばしたブティックの店先の巣では、な、なんと5羽も!お腹がすいていたのでしょうか、盛んに泣いていたのですが、私が近づいたら危険を察知したのかピタッと鳴くのが止みました。
  

 気を取り直して反対側の歩道の様子を見に行くと、こちらはもう親鳥と変わらないくらいに成長したヒナが巣の端に陣取りおしくらまんじゅう状態です。

 始めの6枚の写真は3つの巣を6月11日と14日に撮ったものですが、ご覧のとおりヒナの成長ぶりには驚くばかりです。18日にはブティックの巣のヒナはもう最後の写真のヒナぐらいになってました!
 ある調査によると、親鳥は5羽のヒナのために1日に520回も餌を運ぶとのこと。休む暇もなくヒナに餌を与えている親鳥の頑張りがヒナの成長に現れているのでしょう。

 ところで、ヒナが口を開けたときどんな形をしているかご存知ですか?六角形だそうですが、この形は餌を一度にたくさん入れてもらうのに適しているそうですし、飛行しながら虫を捕まえやすい形でもあるとのことです。

 そしてお腹のすいたヒナほど大きな口を開けるそうで、親鳥は一番大きな口を開けているヒナに餌を与えるので、餌はヒナに均等に行き渡るとのことです。

 ツバメの子育ては約一月。この商店街での子育てはもうしばらく続きます。巣から落ちたヒナはそっと巣に戻してあげましょう戻す時は端っこではなく、ヒナとヒナの間に押し込むようにするのがコツのようです。

 また、巣立ったばかりのヒナが地面に降りている時がありますが、親鳥が近くにいて見守っているので、そのままにしておいてあげましょう

 今週になり、冒頭の巣ではヒナも親鳥の姿も見かけなくなってしまいました。他の巣よりヒナがかえるのが遅かったので、巣立ちをしたとは考えられません。また、巣は壊されていないので、カラスに襲われたとも思えません。たまたま私が見ることができないのならいいのですが心配です。

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