じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

霊泉寺温泉の謎(2)-稚児ヶ淵-

釣りバカONOちゃんです。

霊泉寺温泉で、開かずの門など謎を探検して帰ろうと下って行ったら、さらに謎を見つけてしまいました。

それが「稚児ヶ淵」というもの。

どこが不思議かというと・・・


丸く岩をえぐるように、上下に2つ淵があるのです。

水面を見ていると、中央に向かって徐々にエメラルドグリーンの色を増し、引き込まれるような感覚に陥ります。

淵の近くに看板が立っていて、それによるとには次のような民話が残されているそうで・・・

昔、霊泉寺のお稚児さん(お寺の小僧さん)がこの池の淵で美しい娘に会うて、もう夢中になってしもうた。和尚は、あの娘は魔物だから会うてはならぬ、と悟したが聞き入れず、ある日、お稚児さんは、この淵まで娘に会いに来て、池の中から手招きしているのを見て、迷わず池に飛び込んでしもうた。
それ以来、村人たちは、この淵を「稚児ヶ淵」と呼ぶようになったそうな。

なるほど、分かるような気がします。
でも、この美しい娘って・・・前のブログで書いた平維茂が退治した鬼女?
実は生きてこの地に住んでいたのでは?

などと、考え込んでしまいました。

ここから、15分ほど遊歩道で歩いて霊泉寺温泉に行けるようです。

歩いてみたら、あなたも美しい娘に会うことができるかも・・・

PS:この淵、何でも「ポットホール」と呼ばれる、珍しい侵食地形だそうです。しかも2つ連続するのは大変珍しいとか・・・

所在地:長野県上田市平井(霊泉寺温泉に向かう道沿いの小さな橋が目印です)

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