2014.05.27 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史 ]
上田塩田平ウォーキング初夏編(その2)
皆様、Y林@地域政策課です。
さて、とっこ館から塩田平第7回歴史散策ウォーキングの出発です。この塩田平は全国的に晴天率が高く、岳の幟の雨乞い儀式でも有名ですが、ため池が多い地域です。
出発に当たり、とっこ館にため池に設置してある「樋・土樋・土井(どい)」の昔のものが設置されており、早速塩田平ボランティアガイドさんの説明がありました。
ポイントは、「木製でできているが、九の字に曲げて水の中に入っていると酸化せず、木材が腐りにくい」とのことでした。長年の先人たちの知恵には奥深いものがあるなと感心したところです。
まずは、舌喰池(したくいいけ)を通り、昭和40年代にはやったという樋の説明がありました。階段方式になっており、稲の生育を促すため上部の温かい水から取れるようになっているとのこと。でも、底から水が抜けないため、堆積物がたまる弱点がある話がありました。
ため池も管理するのは大変だとつくづく感じました。堰堤からすがすがしい農村風景が広がっていました。こころ休まる心持となりました。
(つづく)
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