2013.09.22 [ 職員のみつけた情報コーナー食文化 ]
ながワングランプリ -入賞レシピでプロが料理- その1
食べ物の記事ばかり書いていると言われている上小地方事務所のF森です。
上田や佐久の東信地域から諏訪に抜ける交通の要衝にある長和町。江戸時代は旧中仙道が通っていて、江戸と関西を結ぶ重要な街道沿いにあります。ここでは、ダッタンそばやキノコ、各種の野菜などの生産も盛んです。そんなおいしい地元の食材を活用した料理のレシピを公募したコンテストが行われました。
「ながワングランプリ」というこのコンテスト、平成23年度(2011年度)と24年度に行われたときに入賞したレシピをもとに、プロの料理人が調理してお店で出すというおいしい取組みが行われています。10月末までです。そんな美味に違いない料理を紹介します。
最初は、「和宮やきそば」。江戸時代末期、仁孝天皇の皇女和宮内親王は、公武合体策の一環として、徳川第14代将軍家茂に嫁ぎます。そのとき、京都から江戸へは、中仙道を通っていきます。諏訪から現在の長和町の間にある和田峠は、街道の中でも難所で知られ、和宮はここを越えて、和田宿で宿泊されました。
そんなことから名前の付いた焼そば。春巻きの皮を素揚げした器に焼そばが盛られています。これは、和宮の着物をイメージしたものとか。斬新なアイデア。焼そばは、上に豚肉や半熟卵、錦糸卵などが乗っています。焼そばの横になにやらスープらしき透明な液体が入った器があります。何かなあっと思ったら、店の人が「焼そばを食べ進んだら、次は、このチキンスープをかけて食べてください」とおっしゃる。仰せのとおりにすると、これは「焼そばラーメン」に。春巻きの皮の器に続いて2度目のびっくり。焼そばとラーメンなら毎日食べてもいいという私としては最高です。好きなものが1度で両方味わえる。味ももちろんおいしい。
次は、「和田宿オムライス」。あんかけのオムライスです。地元のシイタケ、シメジや野菜が入ったあんですね。このあんとトロトロ感のある卵をごはんと一緒にスプーンですくって食べる。和風味がいいですねえ。ご飯もたっぷり量があります。普段、ラーメンは2人前食べても、炭水化物ダイエットしている身としては、その代わりお米は半人前未満しかいただきません(本当なら米の消費拡大に寄与しなければいけないのに。もうちょっと体脂肪率が下がるまで待ってください。そうしたら2人前食べますから)。でもこのオムライスは完食。ごちそう様でした。
この2品をいただいたのは、「ふれあい食堂」。日帰り温泉施設の「和田宿温泉 ふれあいの湯」の横にあります。もちろんお風呂にも入ってきました。温泉に浸かっておいしいものをいただく。いいもんですよねえ。温泉の休憩室にも出前してくれるみたいです。頼んでいる人がいました。ビールが飲めるならそれもいいけど、車だからなあ。
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ふれあい食堂
住所:長和町和田4329
地図:
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