じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > じょうしょう気流 > 職員のみつけた情報コーナー > 歴史 > 木曽義仲公ゆかりの地を訪ねて⑧~守り神編~

木曽義仲公ゆかりの地を訪ねて⑧~守り神編~

地域政策課のOです。
木曽義仲公ゆかりの地を訪ねて、今回は上田市にある義仲公の守り神ともいわれている神社をご紹介します。
その神社は「荒神宮」。“こうじんぐう”と読みます。

荒神宮は上田市諏訪形の千曲川沿いに建っています。


一般的に荒神という神様は家内安全・火の神・かまどの神とされていますが、義仲公の守り神ともいわれています。

義仲公が依田城で兵をあげ、平家討伐に出陣する際、家来の今井兼平の子をこの荒神宮に遣わして勝利を祈らせました。また、愛妃であった巴御前が義仲公の幼君を守ってここに隠れ住んだとも言い伝えられています。

本殿は洪水や火災によって何度か建て替えられてきました。現存する本殿は江戸時代のものといわれていますが、この本殿を造った大工棟梁は江戸末期を中心に活躍した上田市国分出身の竹内八十吉です。
この荒神宮の彫刻は中国の『史記』や『三国志』の場面を表しているとのことで、竹内八十吉の作品の中でも最もすばらしい出来ばえといわれています。

この彫刻は本当に見事なもので、先人の技とこの社殿に対する思い入れが伝わってくるようです。

所在地:
長野県上田市諏訪形466
大きな地図で見る

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115