こんにちは!上田水道管理事務所の S.A.です。
本日は県営水道の諏訪形浄水場の一部(ろ過池)をご案内します!
すこしでも、みなさんの蛇口までの水の道を知ってもらえれば幸いです(―_―)!!
ではまず簡単に水道水が出来るまでの流れを紹介します。
諏訪形浄水場では、千曲川、上田市小牧の頭首工(取水口)から取り入れます。その後・・・
①沈砂池(水の中の大きなゴミや砂などを沈めて取り除く)
②着水井(浄水場に入ってくる水量の調整や薬品を入れる)
③沈でん池(水と水のにごりを取り除く薬品をよくかき混ぜて水中の汚れを沈でんさせる)
④ろ過池(送られてきた水を砂の層に通し、小さなゴミや汚れを取り除く)
⑤浄水池(出来上がった水を一時出来に貯めておく池)
を通過し、それぞれの配水池に水が送られます。
今回はこのうち、ろ過池について紹介!
一番イメージがしやすいのではないでしょうか。
ろ過池の紹介!
普段はこんな感じ。
ろ過池は沈でん池で大きな汚れを取り除いた水をさらに綺麗にします。
こちらはろ過池の模型です。
水はろ過池内で上から下に流れます。
中の砂はろ過砂、ろ過砂利(小・中・大)と下に行くにつれて大きな粒になっていきます。
下にはこんなタイルのようなものがあり、水のみを通すつくりになっています。
ろ過砂は下のタイルから出てこないようにするためこのような順になっています。
砂は新しい砂を入れてから約10年後に一度全て取り出して洗浄し、
更に約10年後に新しいものに取り換えています。
砂が削れてろ過機能が低下するため、定期的に交換をしています。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115