2018.06.15 [ アーカイブ ]
ぼたんこしょうのお座敷作り
こんにちは、北信農業改良普及普及センターのMです。
先日、信州中野の伝統野菜「ぼたんこしょう」の植え付けについて報告しました。
少々元気のなかった苗たちも広々したほ場で元気に生育し始めました。
そこで6月8日、保存会の皆さんと苗たちを乾燥や雑草等から守るために
畦の間にわらを敷き詰める作業を一緒に行わせていただきました。
伝統野菜ですので、除草剤は使わず、昔ながらの栽培方法にこだわっていますが、
非常に手間のかかる作業です。日差しの強い暑い中の作業は大変です。
しかし、新聞紙を敷き、さらにわらを敷き詰めた後は、まるでお座敷のようです。
こうしてできる「ぼたんこしょう」が美味しくないはずがありません。
今年も沢山取れることを期待したいと思います。
当日は、この後、「中野市食の大使」杉浦太陽さんが保存会の皆さんを激励に訪ねて来られました。
毎年来られる太陽さんに保存会の皆さんも「おかえりなさい」と声をかけられていたそうです。
さて、「ぼたんこしょう」を食べてみたいとのお問い合わせをいただきました。
今年の果実が採れるのは、7月中旬ころからになりますが、
今、食べたいなら、加工品があります。
保存会では加工品も作っています。中でも定番が、「ぼたんこしょう味噌」です。
その他にも様々な加工品があります。道の駅 ふるさと豊田などで購入できます。
ピリ辛のぼたんこしょうを食べて、食欲をアップして、今年も暑い夏を乗り切りたいですね。
それでは皆さん、ごきげんよう。
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