2016.08.08 [ アーカイブ ]
刺激的な美味しさ!信州伝統野菜ぼたんこしょう
初めまして。 4月から「故郷のふるさと」中野市で研修をしています特派員もえもえです。
今回は私がお世話になっている中野市の夏に欠かせない、信州伝統野菜のぼたんこしょうについてお伝えします!
まず、ぼたんこしょうとは何ぞやと雑に説明するなら、潰れたピーマンのような唐辛子です。
この特徴的な形が牡丹の花に似ているから「ぼたんこしょう」と命名されています。
中野市に来るまで、見たことも聞いたこともない謎の野菜であったのに、先日7月31日(日)に開催された第7回斑尾ぼたんこしょうまつりで、すっかり虜になりました(*˘︶˘*).。.:*
やたら寿司、香りで誘ってきたぼたんこしょうつくねと中野ボール(さつまあげ)の美味しいこと美味しいこと。あっという間にぼたんこしょうに興味津々です。
ということで、このぼたんこしょうを栽培する中野市は梨久保に向かいます。
中野市は永田地区の山の中に分け入り、標高750m(参考:中野市役所は360m)の栽培地へ。
車から降りると、ぷーんと辛いような緑っぽい香りがします。
これは、ぼたんこしょうの香り・・・味が口内によみがえり思わず唾を飲みこみます(`・д´・;)ゴクリ
斑尾山を背景に、目に飛び込んでくるのは、2,000株を数えるぼたんこしょう。株からぶらさがるように実がいくつもなっています。
その実はほとんどが緑色ですが、たまに目にも鮮やかな赤色の実を見つけることもできます。
実の色は緑から茶色、そして赤、と段階を追って変化していくそうです。
つまり赤い実は熟した証拠なので、信じがたいけれども辛みは強くないのです。
さて、ぼたんこしょうの一般的な辛さは、調理の際には手袋が必須なほどです。
実は甘みがあるのですが、種と芯の白い部分の辛さは伊達じゃありません。
でも、口に入れた途端辛くてたまらないというよりは、ジワジワと効いてくる辛さのため、後を引く、クセになる美味しさです。
先に述べた赤い実の他、見た目がきれいな、実が潰れていないものも辛さが控えめだそうです。
辛いのは潰れていびつになっている緑色の実とのことですので、選ぶ時の参考にしてください。
食べ方ですが、基本は唐辛子と同じであるため、丸焼き、ぼたんこしょう味噌、天ぷら、薬味等々、食卓での出番には事欠きません。
ぼたんこしょうまつりで食べたように、つくねに入れても美味しそう。じゅるり。
なお、冷凍しても辛みが失われないそうなので、安心して大量に購入・調理できますよ。
豊田飯山インターチェンジ至近の道の駅ふるさと豊田等で目にする機会がありましたら、是非試してみてください。
ピリ辛の美味しさを保証します!(*´﹃`*)
☆農産物の紹介「ぼたんこしょう」( http://www.city.nakano.nagano.jp/urenou/2014012800358/ )
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