2015.07.14 [ アーカイブ ]
植樹って楽しいね♪
こんにちは 地域政策課angelaです
ちょっと時期は過ぎてしまいましたが6月は趣味&仕事で3週連続で植樹イベントに参加しました
14日は地元・飯綱町霊仙寺湖周辺にアジサイを、20日は木島平村・カヤノ平でブナを、
そして27日は山ノ内町・志賀高原であらゆる種類の苗を植えてきました
今年度、「地域発 元気づくり支援金」で応援させていただいている、NPO法人森のライフスタイル研究所による植樹イベントなのですが、「普通の植樹」とちょっと違うのは、ブナ原生林から「苗木を掘り取り」、それを別の場所へ移植することです。
カヤノ平には50ha余もの国有林を借り受けて開墾した牧場があるのですが、近年の牛乳消費量の減少や乳牛の飼育方法の変化等により利用されない牧草地が増えてきたそうです。
牧場を国に返還するにあたっては元の姿に戻すことが条件であるため、森のライフスタイル研究所は木島平村と協働して牧草地の林縁部からブナ苗を掘り取り、未利用牧草地に移植することにより、牧草地をブナの森へ還す活動をおこなっているとのことです。
都会から30名ほどの参加者プラス地元企業の皆さんがバスでおみえになったのですが、1日目は掘り取り作業、2日目に移植を行うとのこと、宿泊も食事も木島平村で楽しんでいただけたようです。(聞くところによると、隠れ『婚活イベント』としての効果もあるとか!?)
一緒にブナの苗を掘り取る作業をやってみましたが、ブナを含めた周辺の木の根が横に広く伸びているため、ザクッとスコップが土に入っていかないことが多く、意外に作業に手間取りました。 2日目は降雨が予想されたので、1日目に植樹も少し、行いました。
息子とその友だちを連れて行きましたが、作業はほんのちょっと、ほぼ遊んでました 地元の植栽では活躍したのですが・・
次は6月27日「後世に残そう森・水・いのち」~志賀高原から世界へ 未来へ~ 市川海老蔵「いのちをまもる」森づくり、ABMORIです。 こちらも今年度、、「地域発 元気づくり支援金」で応援させていただいてますが、横浜国立大学名誉教授である植物生態学者、宮脇昭先生の提唱するポット苗の移植を、志賀高原・旧笠岳スキー場でおこないました。
今年は第2回目ですが、全国各地から歌舞伎ファンを含む多くの皆さまが集まり、盛大に開催されました。
前日は長野地域で大雨警報 明日の志賀高原は当然雨だろう・・・と雨具をひととおり用意していたのですが、奇跡の復活ちょうどいい曇り加減で、絶好の植樹日和でした
こちらは山ノ内町東小学校の生徒が会場周辺で事前に掘り取って移植した、志賀高原自生の木の苗畑です。(詳しくは当ブログ6月18日「大きく育ってね!ABMORI育苗プロジェクト」をご覧ください。)
自然界の樹木が、その植生範囲を外に広げるのは自然界ではとても厳しいことなのですが、それを人の手でお手伝いするというプロジェクトです。
先週のカヤノ平のように、森を再生する事業に子ども達が手を貸してくれました ABMORIで植えるのは来年以降かな?
さて、まずはリーダー研修です。宮脇方式を伝授していただき実践です
1区画(10m×10m)にウラジロモミやトウヒ、ミズナラ、ミネカエデなど針葉樹・広葉樹のポット苗を50cmほどの間隔で混植・密植していくのですが、あらかじめ掘り起こされ施肥された「ほっこりマウンド」と呼ばれる土に「ふわっと植える」のがポイントです。
あぁ先々週のアジサイ植樹の土の固かったこと! 先週のブナ林の根が縦横に張る土の掘りづらかったこと!などを思い出しました
ポット苗のほか裸苗(文字通り、葉がついてない枝?みたいな苗、でも根はしっかり張っている)も植えたのですが、こちらは「しっかり、ぎゅっと植える」方法なので、混乱しないようひととおりポット苗を植えてからの作業とします。
こうして植えられた苗たちは、20~30年ほどの間に自然淘汰され、自然に近い形の多層群生の森を形成していくとのことです。
リーダー研修が終わり、イベントが始まりました。オープニングは山ノ内町東小学校児童によるコカリナの演奏です。開会式には知事、山ノ内町長、 そして市川海老蔵さんがお子さんを連れておみえになりました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
北信地域振興局 総務管理課
TEL:0269-23-0200
FAX:0269-23-0256