2024.09.05 [ 産業・就業・移住北信農業農村支援センターからのお知らせ ]
普及員の一息⑭ 今年もおいしいプラムが出来ました!
こんにちは。北信農業農村支援センターの元カゼノコです。
北信地域は、中野市と山ノ内町を中心にぶどう、りんご、ももなどの栽培に適しており、古くから全国トップクラスの果樹産地です。
今回は、そんなトップクラスの産地において、より生産性と品質の向上を目指して開催されたJA中野市プラム部会主催の「第10回プラムコンクール」に審査員として参加させていただきました。
出品数は24点で、ここ2年ほど同数だそうです。
今年は、春先の凍霜害もなく生育期間中も適度な降雨と好天に恵まれたこと、また、生産者の皆さんが丹精込めて管理されたことで、味・質とも非常に出来の良いプラムが収穫されています。
今回のコンクールでは、
① 機械により測定する「糖度」
② 着色むらがないか、果皮表面にふく白い粉のブルームを確認する「着色・ブルーム」
③ 果実の形が均一に揃っているかを確認する「果形、玉揃い」
④ 強風による擦れや過熟がないかを確認する「軽欠点(障害果)」
の4項目について、8人の審査員で目を凝らして審査しました。
正直言って、甲乙つけがたかく、どれも良いプラムでしたが、4項目の点数と審査合議で最優秀賞を決めさせていただきました。
当日、市場関係者の方も審査を見学されていましたが、入賞した品物を見て「すごいブルームで素晴らしい!」と驚いていました。
産地では、生産者が自ら研鑽し合いながら安全安心はもとより、消費者が満足できる美味しい果実の生産に日夜努力されていますので、プラムのほか、ぶどう、りんごなど北信地域で生産された果実をたくさんご賞味ください!
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