環境課 Sです。
さる8月6日(火)と7日(木)の2日間、飯山市立城北中学校で、長野県の元気づくり支援金を活用した断熱改修ワークショップが飯山市主催で開催されました。
この取り組みは、長野県内の公立中学校としては初めての試みです。南側の窓や壁の断熱に加えて、天井の断熱化も実施されました。これにより、学校の環境がより快適になるだけでなく、エネルギー効率の向上にも寄与しています。
ワークショップでは、㈱エネルギーまちづくり社の竹内昌義さんと内山章さんが講師として参加し、断熱改修の技術と知識を生徒たちに伝授しました。さらに、全国的にも珍しい取り組みとして、ペアガラスの樹脂製サッシが特別価格で提供されるという貴重な機会がありました。このサッシは、YKK-AP様からの提供で、断熱効果を格段に高めています。
また、6日の午前中は、阿部守一長野県知事も参加し、城北中学校の生徒たちや飯山高校生と共に作業を手伝わせていただきました。長野県北信合同庁舎からも建築課職員や環境課職員が1日中参加し、サポートを行いました。
長野県庁のくらしふと信州からも職員が参加し、上田高校の教室断熱DIYワークショップを始めた生徒さんにもお声かけいただき、参加していた飯山高校生が刺激を受けていました。
当日は、上田高校が断熱改修ワークショップの関係で参加していた高校生VOLUNTEER AWARD2024で特別表彰校「アイダ設計賞」を受賞するという素晴らしい成果もあり、教室断熱ワークショップの取り組みの一つの記念日であったのかなと思います。
高校生VOLUNTEER AWARD2024の様子はこちら
https://lion.or.jp/va/about/summary_2024/award_2024/
最後に、みんなで丸になっての反省会を行い、全員で記念撮影を行いました。
今回は、飯山市主催の教室断熱改修ワークショップでしたが、今後、北信地域や県内全体での学校、住宅、事業所の断熱化を進めたいと考えています。
この取り組みが進むことで、長野県の2050ゼロカーボン達成への大きな足掛かりになることを願っています。
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