こんにちは、林務課です。
北信地域にはまだまだ雪が多く残っていますが、日中は暖かい日も増え、少しずつ春の訪れが感じられるようになりました。一方で、空気が乾燥し、また、強い風が吹くことから、山火事のリスクが高まる時期となりました。
明日から全国で「山火事予防運動」が始まります。
この運動は、山火事予防意識の啓発を図るとともに、予防対策を強化し、森林の保全と地域の安全に資するための取組です。
皆さん一人ひとりが火の取扱いに注意し、山火事を未然に防止しましょう。
春になぜ山火事が起きやすい?
国内における山火事の約7割は、落ち葉や枯れ草が乾燥して、強い春風が吹くといった、火が燃え広がりやすい自然条件が揃う1~5月に発生しています。
また、暖かくなって行楽や山菜採りで山に入る機会が増えることなど、人の活動が活発になることも要因となっています。
長野県内で過去5年に発生した山火事の多くは、たき火と火入れに起因しています。
山火事を防ぐためには
山火事を防ぐためには、私たち一人ひとりの注意が必要です。火を使用する際には以下の点に気を付けましょう。
- 空気が乾いている日や風が強い時には、たき火や火入れを行わない。
- 火入れを行う際は市町村の許可を得るとともに、消火用具を整えておく。
- 落ち葉や枯れ草など、燃えやすいものの近くで火を使わない。
- たき火や火入れの最中はその場から離れない。最後に必ず鎮火を確認する。
山火事を発見したら
万が一山火事を発見した場合は、まず自分の安全確保を最優先に考え、速やかに安全な場所へ避難しましょう。安全を確保したら119番に通報し、場所や状況を具体的に伝えてください。
皆さんの心がけが、山火事の防止や、皆さんの生命・財産を守ることにつながります。「山火事予防運動」にご理解とご協力をお願いします。
~参考リンク~
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