こんにちは。総務管理課のMです。
12月19日(金)、中野市にある岩船こども食堂が開催されました。
(※岩船こども食堂は、毎月第4金曜日の17時~20時に開催されていますが、今回は年末のため第3金曜日の開催でした。)
この日は、年末フードドライブ統一キャンペーンとして、北信地域管内の皆さまからご寄附いただいた食料品の一部を、参加された方々へのお土産としてお届けしました。
皆さん、とても喜ばれていました。
この日のメニューはお餅です。
(あとはお餅の完成を待つのみです!)
準備はほとんど整っており、お餅がつきあがるまで、
会場では、みなさんがお茶やコーヒーを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごされていました。
私もボランティアの方から
「コーヒー飲んでいって」
と声をかけていただき、皆さんと一緒にコーヒーをいただきました。
この日は、以前、中野市社会福祉協議会が実施したサマーチャレンジボランティアに参加した高校生が、ボランティアスタッとして参加していました。
参加していた小学生のお子さんの宿題を見てくれたそうで、
私が訪問したときには、すでに宿題は終わり、一緒に遊んでいる姿が見られました。
(高校生の話を目を輝かせて聞いている小学生の姿が印象的でした)
会場では、コーヒーを囲みながら、自然とさまざまな話題が飛び交います。
この日は、中野市内の2か所の農家さんからリンゴのご寄附があり、みんなで食べ比べをしました。
「どっちもおいしいね」
「中野市のリンゴは本当においしいね」
そんな声があちこちから聞こえ、参加者同士の会話も自然と弾んでいました。
小学生、高校生、子育て世代、シニア世代。
世代はまったく違っていても、
気付けば一緒に食べ、飲み、語り合う。
そんな自然なつながりが、この場には生まれていました。
そんな中、ボランティアとして参加されていたシニアの方のお話が、とても印象に残っています。
「私たちね、こどもカフェ(こども食堂)でボランティアをしているけれど、
“やってあげている”なんて思っていないのよ。
こういう場所があるから、いろんな世代の方と交流できる。
それがすごくありがたいの。」
昔は、地域の中で誰もが自然と子どもたちに声をかけることができていました。
しかし今は、なかなか気軽に声をかけにくい時代です。
だからこそ、こどもカフェという「居場所」があることで、世代を超えて安心して話ができる。
その大切さを改めて感じました。
こどもカフェは、まさに人と人をつなぐ地域の居場所の一つです。
岩船こども食堂の運営者の鈴木さんは、
「できることを、できる範囲で、無理なくやっているだけなのよ」
と、毎回会うたびに話してくださいます。
無理をしないこと。
それでも続けること。
その積み重ねが、誰かの笑顔につながっていく。
そんな取組は、とても素敵だなと感じました。
現在、北信地域管内には19か所のこどもカフェがあります。
■北信地域管内のこどもカフェについてはこちらから☞ 北信地域管内のこどもカフェについて
みんなで一緒にご飯を食べるところ
お弁当を配っているところ
自由にふらっと立ち寄れるところ
たくさんの人が集まるところ
少人数でアットフォームな時間を楽しめるところ
こどもカフェのスタイルは、それぞれ違います。
気になるこどもカフェがありましたら、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
■岩船こども食堂の詳細はこちらから☞ 岩船こども食堂(中野市)
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