北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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3Dってすごい! レーザー計測、ドローン、森林・林業の近未来は最先端まんさい!

林務課からこんにちは。

Oネイサン です。

 

1月30日(月)、飯山市文化交流館なちゅら で、「森林・林業の近未来を考える集い」が開催されました。

2017年02月02日11時58分06秒

 

この集いは、県内に30名いる「信州フォレストコンダクター(SFC)」の活動を支援するために行ったもので、基調講演会と、長野・北信地区のSFC 7名が近未来の林業を語るトークセッション を行いました。

 

当日は、足元の悪い寒い中にも関わらず、140名を超える参加があり、中には若い学生さんの姿も。

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※質問タイム。学生さんから「学生らしからぬマニアックな質問なのですが…」に一同大笑い。

 

ここで基調講演をして下さった2名の方をご紹介します。

 

鹿児島大学の寺岡先生は、「儲かる林業のために何が必要か!」という熱い想いを柱に、

供給側と需要側の木材の需給の情報をICT技術で共有し、木材需要に対応したリアルタイムな生産を行うという、まさに森林・林業の近未来のイメージが浮かぶお話しでした。

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信州大学の加藤先生のお話しは、「長野モデルとしての普及発信を!」がポイントでした。

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グレードアップしたレーザー計測、ドローンレーザー、バックパックなどを利用して、森林の正確な情報把握と、それらを活用した情報活用を「スマート精密林業・長野モデル」として発信したい とのお話しでした。

 

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※森林の3D化。レーザー計測等のデータを集めると「どこにどんな木が生えているか」が見た目にもこんなにリアルに。

簡単に言えばそんな内容ですが、「非常にわかりやすかった」「勉強になりました」との感嘆の声も多く聞かれました。

 

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SFC 7名の皆さんの思いを伝えたトークセッションを含め、森林、林業の近未来を夢見て考える良い機会となりました。

林業が「カッコいい」職業として、若い世代が普通に選択する職種の一つとなる時代は近い!…と思わせるものでした。

 

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