2017.02.03 [ アーカイブ ]
3Dってすごい! レーザー計測、ドローン、森林・林業の近未来は最先端まんさい!
林務課からこんにちは。
Oネイサン です。
1月30日(月)、飯山市文化交流館なちゅら で、「森林・林業の近未来を考える集い」が開催されました。
この集いは、県内に30名いる「信州フォレストコンダクター(SFC)」の活動を支援するために行ったもので、基調講演会と、長野・北信地区のSFC 7名が近未来の林業を語るトークセッション を行いました。
当日は、足元の悪い寒い中にも関わらず、140名を超える参加があり、中には若い学生さんの姿も。
※質問タイム。学生さんから「学生らしからぬマニアックな質問なのですが…」に一同大笑い。
ここで基調講演をして下さった2名の方をご紹介します。
鹿児島大学の寺岡先生は、「儲かる林業のために何が必要か!」という熱い想いを柱に、
供給側と需要側の木材の需給の情報をICT技術で共有し、木材需要に対応したリアルタイムな生産を行うという、まさに森林・林業の近未来のイメージが浮かぶお話しでした。
信州大学の加藤先生のお話しは、「長野モデルとしての普及発信を!」がポイントでした。
グレードアップしたレーザー計測、ドローンレーザー、バックパックなどを利用して、森林の正確な情報把握と、それらを活用した情報活用を「スマート精密林業・長野モデル」として発信したい とのお話しでした。
※森林の3D化。レーザー計測等のデータを集めると「どこにどんな木が生えているか」が見た目にもこんなにリアルに。
簡単に言えばそんな内容ですが、「非常にわかりやすかった」「勉強になりました」との感嘆の声も多く聞かれました。
SFC 7名の皆さんの思いを伝えたトークセッションを含め、森林、林業の近未来を夢見て考える良い機会となりました。
林業が「カッコいい」職業として、若い世代が普通に選択する職種の一つとなる時代は近い!…と思わせるものでした。
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