2018.06.13 [ その他 ]
被害がでる前に検討します。
6月4日(月)に「第1回北アルプス高標高地野生鳥獣被害対策検討会議」を開催しました。
大北地域は、中部山岳・妙高戸隠連山の2つの国立公園を有しています。
北アルプス北部地域は、日本の登山のメッカであり、毎年、多くの登山者が訪れますが、 近年、これまで野生鳥獣がいなかった山頂付近でも、イノシシなどの目撃情報が寄せられるようになりました。
6月25日 白馬山荘様撮影
南アルプスでは、ニホンジカの食害で高山植物のお花畑が壊滅したところもあります。
北アルプスでは、まだ目立った植物への影響などはありませんが、環境省設置のセンサーカメラにはニホンジカなども写っています。
被害発生前に生息(目撃)情報等を関係者で共有し、防除策を検討するために、「北アルプス高標高地野生鳥獣被害対策検討会議」を立ち上げました。
北アルプスを訪れる登山者の皆さまにいつまでも美しい風景を楽しんでいただけるように、信州大学などの研究機関、環境省・林野庁、また山小屋・山案内人の方たちと協働し対策を進めていきたいと思います。
【事務局からのお願い】
イノシシやニホンザルは、人が放置した食べ物くずなどを追って移動するともいわれています。登山を楽しむときには、ゴミの持ち帰りをお願いします。
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北アルプス地域振興局 総務管理・環境課
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