2017.10.23 [ その他 ]
高校生の建設業の現場実習
大町建設事務所MKです
平成29年9月21日に、長野県建設業協会大北支部との協働により、池田工業高校建築科2年生29名の皆さんを対象に、工事現場等での実習を行いました。
高校生の進路選択先として、地域の発展を担う重要な産業である建設業の魅力の紹介を含め開催しました。
池田工業高校内で開会式の後、「建設の仕事」のDVDを視聴。建設業界が昼夜を問わず、地域住民からの要望に対応していることを理解していただきました。
その後、工事現場へ移動です。
最初の現場は、大町市源汲で建築中の一般廃棄物処理施設「エコパーク」です。地上4階、高さ25mの施設となりますので、足場の組まれた様子は壮大なものでした。この現場では、数多くの種類の工事が同時進行し、大勢の方が従事していることを学びました。
次は、鹿島川で施工中の床固工事現場です。北アルプスに降った雨により引き起こされる土砂災害を防ぐための工事について説明を受けました。念入りなコンクリート打設と型枠作業により、曲線的な構造物も作れる状況を実感。また、建設作業現場でも活用が始まっているドローンにより、上空からの撮影も行いました。
つづいて、建設機械の試乗体験です。運転席に座り、実際にレバーを操作して土砂の掘削等行いました。また、ラジコン仕様の建設機械を遠隔操作しました。ゲームでなじんでいるのか、皆、操作が上手い。普段、触ることのない機械であるので、非常に興味深く体験していました。
最後の現場は、大町市海ノ口での砂防えん堤工事現場で、土砂災害防止を現場実習しました。
現場実習を終えたあとは、3グループに分かれ、現場実習の感想や、建設業のイメージ等についてのグループディスカッションです。建設関係を家業としている親の仕事の理解が深まった。やりがいを感じた。体を使うのは好き・苦手。といったような素直で様々な意見が交わされました。
最後に、生徒の皆さんの代表の方から、「体験実習の機会を設けてもらいありがとうございます。今後のステップアップにつながるとともに、進路の選択肢の一つになった」との言葉をいただきました。
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