2026.10.23 [ 北アルプス地域の農業北アルプス地域の自然・景観・名所その他 ]
地すべり防止区域の排水路清掃を行いました。
皆様こんにちは。農地整備課の小柄です。
10月15日に大町市美麻「南村地区」の地すべり防止区域内の排水路清掃を行いました。
地すべり防止区域とは・・・
現に地すべりが発生している区域または、発生する恐れが大きい区域で、かつ公共の利害に密接な関係があるものとして、「地すべり等防止法第3条」で地すべり防止区域の指定を受けた区域のことをいいます。(詳しくはこちら:長野地域振興局農地整備課HP)
排水路は・・・
地すべりと密接な関係がある「水」を素早く除去するために設置されるものです。
排水機能を失うと、大量の「雨水」が地下に浸透し、地すべりが発生する要因となります。
地すべり防止区域は、県が管理するものですが、農政部では地元の巡視員に地すべりの兆候発見や水路の泥上げなど日常管理をお願いしています。
年8回お願いしている巡視活動に北アルプス地域振興局3名、賛同してくれた大町市4名も同行し排水路の泥上げを行いました。

写真1 土に埋もれた清掃前の様子
山深い場所の排水路は泥や落ち葉が堆積しており、排水路が機能不全となっていました。

写真2 作業中の様子
すべりやすい急斜面で、ふんばりながらの作業は想像以上に手強く、ジョレンと同じくらいの幅の水路だったため、土砂の持ち上げには苦労しました。

写真3 清掃後の様子

写真4 清掃後の様子(桝内の状況)
作業終了後の様子です。泥を排除した水路には暗渠排水からの水も抜け、地すべり防止施設としての機能を取り戻しました。
巡視員からは、令和6年度に巡視を引き継いだが、すでに泥が堆積し、個人では手がつけられない状況だった。皆さんの助けがあり適切に管理できると感謝の言葉がありました。
また、クマの通り道なので、県や地すべり協議会が支給した熊よけホーン、熊撃退スプレーを携行し、あたりを警戒して巡視を行っていることも伺いました。
居住者の不在、耕作放棄地の増加などの課題に直面し、様々なことを考えた一日となりました。
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