2014.02.10 [ 北アルプス地域の食文化・味 ]
大町あめ市着々と準備中!
地域政策課のアルクマ2号です。
明日2月11日の大町あめ市へ合同庁舎で参加するため、本日は繭玉飾りとやしょうまの作成です!
繭玉飾りは、上新粉(米の粉)を練ったものを繭玉の形にして、柳の枝などに飾る小正月の豊作祈願の行事ですが、養蚕が盛んだった地域では、二月初午に蚕玉祭りとして、繭玉を飾るところもあるそうです。
繭玉のほかに「もめん玉」という、モナカで作られた小判や鯛、米俵なども飾り付けました。
あめ市で振舞う「やしょうま」も作りました!
やしょうまも、繭玉と同じく米の粉を練って作ったものですが、なぜ「やしょうま」というのか?
諸説ありますが、旧暦の3月15日はお釈迦様の命日で、お釈迦様が臨終の際に弟子のやしょという人が、色を付けた餅を差し上げたところ、「やしょよ、うまかったぞ」と言って亡くなったということに由来しているとか・・・
なぜお釈迦様が日本語で言ったのか、なぜ信州で作られているのかという突っ込みはこの際おいておきます。
やしょうまの作り方は、大町市の食生活改善組合の方々に教わりました。
米の粉を練ったものに食紅などで色をつけ組み合わせていくのですが、作り方は「金太郎飴」と言えばわかってもらえるでしょうか。
計算して並べたものを伸ばしていくと、花の模様になりました!
作ったやしょうまは、明日のあめ市で振るまいます。
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