2020.06.09 [ 北アルプス地域の食文化・味 ]
池田町で初めてのワイナリーが完成しました!!
お疲れ様です!
農地整備課の稲妻太郎です。
この度、池田町で初めてとなるワイナリーが完成し、開業前(7/11オープン予定)に北アルプス地域振興局長以下11名でお伺いして一足お先に内部を見せていただきました。
池田町の東山山麓地域は、養蚕業の衰退により荒廃桑園と化していましたが、西向きで日当たりが良く、水はけも良好な斜面は昭和の終わり頃からぶどうの適地として注目されており、主にワイン用ぶどうが栽培されています。
このワイナリーの隣に広がるぶどう畑は、県の畑地帯総合整備事業により平成23年度に渋田見工区として整備された場所です。
今回ご案内いただいた「ヴィニョブル安曇野」さんは、畑地帯総合整備事業を契機として設立された農業生産法人です。
今までは大手醸造メーカーとの契約栽培のみでしたが、横山弘樹社長は以前から「いつか自分で栽培したぶどうによるワインを自社ワイナリーで作りたい・・・」との夢を持っており、ついにその夢が叶えられました。
ワイナリー名はドメーヌ・ヒロキ!
自社栽培した地元産ぶどうを原料に醸造し、年間1万1000ℓ(1万5000本)の生産を目指します。
施設内にはヨーロッパ製などの最新醸造設備がビッシリと並んでいます。
今年(R2)の秋に採れたぶどうから醸造を始め、来春には自社製のワインができるようです。
ワイナリーから見える北アルプスの景色もサイコーです!
(当日はチョット曇混じりでしたが…)
また、その後で醸造するぶどうのほ場(農地)も案内していただきました。
造成前は鬱蒼(うっそう)とした山林や荒廃桑園でしたが、H28年度の農地耕作条件改善事業で実施したほ場整備によりおいしいワイン用ぶどう畑に生まれ変わり、ぶどう畑と北アルプスが望める絶好のロケーションを創り出しました
最高の条件で作られた「メイド・イン池田」のワインが飲める日が待ち遠しい
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