い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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伊那西小学校の木育活動

林務課です。
平成28年10月18日の午後に伊那市の伊那西小学校で行われた、地域の森や木に親しむ「木育教室」と伊那谷産カラマツの間伐材の板を壁に張る「校内木質化」活動に参加してきました。

これは、上伊那の林業振興協議会が元気づくり支援金を活用して取り組む「上伊那発 ぬくもりを伝える木の良さ発信事業」の一環で、今年で3年目になります。今年度は小学校5校で実施し、伊那西小学校以外の4校は机の天板をカラマツの板に取り替える活動を行っています。

はじめに、活動に参加してくれた4年生から6年生の38人のお友だちに、カラマツの木について簡単な質問をさせていただきました。

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(事業を受け持つ伊那市役所、板を製作してくださった上伊那森林組合さんと共に木育教室)

 

「カラマツってどんな種類の木?」の問いかけに、間髪いれずに「松!」と元気な声が。

さすが、森林教育に活発に取り組んでいらっしゃる小学校だけあって、反応が早い!よしよし。

「じゃあ、松といえば?」の問いに、「松ぼっくり!」の答えを期待していましたが、聞こえてきたのは、

「マツタケ!」「マツクイムシ!」・・・。

確かに、マツタケ山があって、しかも松枯れの先端地。子どもたち、アカマツの事情を身近によく知っているんですね~。

 

さて、木育教室は「松ぼっくりゲーム」からスタート!先月に私的参加したネイチャーゲームの記念行事で教わったばかりの新しいゲームを、早速、試させていただきました。

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ジャンケンに勝つと、相手の松ぼっくりがもらえるゲーム。松ぼっくり獲得に向けて、次々に相手を変えてジャンケン大会!4年生も5年生も6年生も、先生方の飛び入りも加わって、大混戦です。

結果は、6個の松ぼっくりを集めた男の子がダントツの1位でした!おめでとうございます!
 

使ったのは、アカマツとカラマツの2種類の松ぼっくり。ゲームの後、この2種類を見比べて、その違いを観察していただきました。

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伊那市内の森の約半分がカラマツの森であること。長野県ではよく見る木だけど、他の県では珍しい木だということ。学校の壁にカラマツの板を張ると、見た目に優しく、触っても気持ちよく、外気の冷たさが伝わりにくくなったり、リラックス効果もあって、人にとっていい効果がたくさんあることを学んでいただきました。

次はいよいよ廊下での板張り作業!上伊那森林組合さんの指導で、壁に一人ずつ張り付けていきます。板の裏側にはそれぞれの「夢」や「願い」が、あらかじめ書いてあります。1年生から3年生、先生の分も含めて、校内全員の板を張り付けます。

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板の裏には、「プロ野球選手になりたい」「パン屋さんになれますように」「漫画家になりたい」といった夢あふれる願いが。中には、「みんなの役に立つ人になりたい」という立派な願いもありました。

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クギが曲がらないように、金づちを持つ手も慎重になります。板の真ん中は打ちにくいので、さらに難易度が高まります。

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お友だちと仲良く交代で打ったりして、とうとう、最後の1枚を残すところまで来ました。

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廊下が、木の香りが漂う温かな雰囲気に変わりました。できあがったばかりの木の壁に、知らず知らずに寄りかかる子が多いのも、触り心地がよい証拠ですね。

伊那西小学校には、6月5日の「全国植樹祭」上伊那地区県民植樹での代表宣言、8月2日の「上伊那地区みどりの少年団交流集会」でのみどりの誓いと校長先生からは挨拶のお言葉をいただき、そして今回の木育教室と、今年は数多くの森林関連の行事にご参加、ご協力をいただきました。本当に、ありがとうございました!
 

今度は、学校裏の手入れのよく行き届いた学校林での植樹活動でまたお世話になりますが、よろしくお願いいたします。

子どもの頃から木に親しむことは重要なので、豊かな自然に囲まれ触れ合う機会に恵まれている伊那西っ子たちは、本当に幸せですね。自分のカラマツの板のことを忘れずに、20年後、30年後も見に来てくれたら嬉しいです。いつまでも、地元の木を大切に想う思いやりのある人であってほしいというのが、私たちの切なる「願い」です。

 

上伊那地方事務所 林務課からのレポートでした。

 

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h28.html

 

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