じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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信州の山に登ろう!~スノートレッキング「烏帽子岳~湯ノ丸山」縦走編

小烏帽子から眺める「烏帽子岳」の山頂です。

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木々は「樹氷」化し、山の上はすっかり「冬景色」でした!

 さて、さいきん自転車よりも山登りの話題が多い、環境課のサイクリストKです。

合庁の事務室から毎日見上げている「烏帽子岳」の二つの峰。雪が降って、白くて綺麗な三角形が二つ並んでいるように見えます。本格的に雪が積もる前に、あの白い稜線を歩いてみたいなと、「湯の丸高原」に出かけてきました。

 登山口へは「湯の丸スキー場」の駐車場から。ゲレンデもオープンし、駐車場にはスノーボードを抱えたお客さんがうれしそうに支度をしています。積雪の様子を見ると、スノーシューは不要。ブーツに履き替えて、湯の丸キャンプ場から登山道へ入ります。

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新雪を踏みながら森の中へ入り、烏帽子岳方面と湯の丸山方面に分かれる「中分岐」に到着。今回の行程は、まずは烏帽子岳の山頂に向い、その後、余力があれば湯ノ丸山へ縦走するというもの。中分岐からは、湯ノ丸山の南斜面の山腹を緩やかに巻いて、烏帽子岳との「鞍部」(コル)を目指します。山の西側へ出ると、烏帽子岳の山頂が次第に見えてきます。

やがて、烏帽子岳と湯ノ丸山が繋がっている「鞍部」に到着。

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目の前には烏帽子岳の尖がった山頂、北方面は菅平高原の四阿山根子岳、振り返ると丸みを帯びた湯ノ丸山の山頂が現れる、絶景ポイントです。

 この鞍部から、いよいよ本格的な上り斜面が始まります。雪の積もった笹や低木の間をジグザグに登って稜線を目指します。足跡が残っているので、それを辿って上りますが、ちょっと雪が深くて足場が悪いので、けっこう汗をかいて登りました。

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稜線に出て、まずは目の前に現れる「小烏帽子」の山頂へ登ります。

 小烏帽子からは、眺望の良い稜線歩きを楽しめます。周囲の山並みや、眼下に広がる上田の街を見下ろしながら、烏帽子岳山頂(2066m)に到着です。

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上小地域のあちこちから見える山頂ですから、見下ろす市街地の眺めも素晴らしいです。

また、次の目的地である「湯ノ丸山」の、丸くて広い山頂が、すぐ目の前に見えます。

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「湯ノ丸山」の山頂から先ほどの「鞍部」に向って一本の白い線が見えますが、それがこれから歩く登山道・・・、なんと一直線!斜面もきつそうだし、これは手ごわそうだ!(笑)

 休憩後、鞍部まで戻って、いよいよ湯ノ丸山の急登坂に入ります。やっぱりキツイ・・・、雪もちょっと深いです。少し曇ってきて、日差しが無くなったのが逆にありがたいほど、汗をかいての登山です。

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周囲の低木が少なくなり、やがて「湯の丸山」山頂(2101m)に到着。 雲が厚くなってきましたが、先ほどまで歩いていた烏帽子岳の稜線が目の前にくっきりと見えました。いい眺めです!

 山頂は風が強くて、汗が冷えてくるので、こちらでも早めの下山。目の前には湯の丸スキー場、スキー場の右奥が池の平湿原のある三方ヶ峰、左奥に見えるのが篭ノ登山、その先の浅間山は雲に覆われていました。

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