諏訪地域にカフェ文化を…。世代や性別に関係なく、誰でも気軽に集まれるようなカフェが岡谷市にできました。今回は、昨年(2016年)9月にオープンした「カフェ・ヒルバレー」のオーナーである吉江勇介さんにお話を伺いました。
※応援します!サービス産業by長野県「信州いいね!企業インタビュー」から転載 http://service.naganoblog.jp/c73173.html
「カフェ・ヒルバレー」
・平成28年9月22日オープン。人との出会いをコンセプトにした多目的カフェ。
・岡谷の商店街に店を構え、地域のたまり場として誰でも気軽に入れるカフェを目指す。
・コーヒーはもちろん、ケーキやビール等、オーナーこだわりの逸品がそろう。
-こんにちは!とても落ち着きのある雰囲気のカフェですね。
そうですね、地域の人たちが気軽に集まれるような場所にしたいと思っています。
-諏訪地域全体でも喫茶店やカフェはそれほど多くはありませんよね。 カフェ・ヒルバレー開店の経緯を教えてください。
もともとは地元出身ですが、以前は東京でカフェや喫茶店向けの商材を集める展示会を企画する会社に勤めていました。業界の人をはじめ、様々な人と関わる中で「自分の店を持ちたい」という想いが自然と強くなっていきました。また、それと同時に地域を盛り上げたいという想いもあり、岡谷商工会議所が主催する創業塾に参加することから始めました。
-過去の経験と地域活性化への想いから岡谷での起業へと至ったのですね。 東京に店を構えようとは思わなかったのですか。
思わなかったですね。東京には既にたくさんあるので。(笑) 諏訪地域で物件を探していましたが、ちょうど岡谷の商店街で空き店舗になっていた現在の場所に店を構えることにしました。
-開店までには様々な苦労があったかと思います。
前職で喫茶店やコーヒーのノウハウを身につけたり人脈をつくることは出来ましたが、経営に関してはほとんど分かりませんでした。その点、良いタイミングで創業塾に参加できたことは非常に役に立ちました。経営に関するノウハウはもちろん、地域でお店を出すうえでは地域の方とつながりを持てたというのも大きかったと思います。創業するにあたって、自分で試行錯誤しながら原価計算や回転率等の試算をしたり、お店のコンセプトやビジネスモデルを考えることに時間を注ぎました。
-どういったお店にしたいかというのは経営のうえでも非常に重要な観点ですね。 コーヒーはもちろん、それ以外のメニューにもこだわっているとお聞きしました。
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