こんにちは、商工観光課です。
諏訪地域振興局・一般社団法人諏訪観光協会では、
観光関係事業者様に向けて、11月16日にユニバーサルツーリズム推進セミナーを開催いたします。
（一般の方に向けたセミナーは、ユニバーサル・サポートすわ主催で11月30日に、
第２回「すわだから、温泉とユニバーサルツーリズムの可能性」が予定されています。
ご希望の方はお電話やメールでユニバーサル・サポートすわに直接お申込みください。）

まず、ユニバーサルツーリズムとはなにか？という話ですが、
観光庁のホームページから引用すると、
「すべての人が楽しめるよう創られた旅行であり、高齢や障害等の有無にかかわらず、
誰もが気兼ねなく参加できる旅行を目指すこと」
を言います。

例えば、
🤔温泉に入りたいけど足腰が弱くなってしまったから、大浴場での転倒が心配…
🤔赤ちゃん・子供を連れてのお泊まりはなんだか不安…
🤔食べ物にアレルギーがある…
🤔大きな荷物と一緒に移動しなくてはいけない…
🤔見た目にはわからないけど、障害を抱えている…
などなど、
大なり小なり、目に見える・見えないの差はあれど、旅行にバリアを感じる方々がいらっしゃいます。
そんな方々も旅行をあきらめずに安心して楽しめる環境を整えようと、長野県をはじめ、多くの宿泊・観光施設等で取り組みが進んでいます。

今回のセミナーは、観光庁の補助金が採択され、施設の改修が進む「上諏訪温泉」「蓼科湖・白樺湖」を中心に、ユニバーサルツーリズムをどうやって宿泊施設の利益や地域の経済効果に結びつけていくか、ということをテーマにしています。

今まで旅行をあきらめてしまっていた方々が行けるようになれば、
😄旅行者の方もうれしい、
😄客層が広がって受け入れ施設もうれしい、
😄地域がにぎわって地元産業も盛り上がる、…
もちろん、全部がトントン拍子に進むのは難しいことですが、
受け入れ施設側も無理なくユニバーサルツーリズムを進めていくにはどうしたらよいのかを、改修に取り組んでいる宿泊施設の支配人さん、入浴介助のスペシャリストさんらの事例発表と共に学んでいきます。