諏訪を体感!よいてこしょ!! 諏訪地方の新鮮な話題を 私たち職員がお届けします。

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シカ肉 (^0^)

 深刻化するニホンジカ対策を進めるため、八ヶ岳周辺の9市町村や観光協会などで組織する南北八ヶ岳保護管理運営協議会主催のシカ肉料理試食会が3月22日に茅野市役所において開催されました。
 ニホンジカの捕獲を進めるためには、シカ肉の活用を進めることが必要でありますが、なかなか需要が高まらないのが難点となっています。理由としては、シカ肉は柔らかい部分が限られて(背中のロースぐらいだそうですが、調理法によって他の部位でも柔らかくできます)おり、大部分の部位が捨てられてしまうためにコストが高くなってしまうことが挙げられます。

 今回は、茅野市の「匠亭」の青木シェフにお願いして、あまり使われないすね肉やもも肉を使ったシカ肉カレー、シカ肉の中華風、シカ肉のローストビーフ風の3品を試食させていただきました
 

 3品とも、知らなければシカ肉だとはとても気付かないほど柔らかく、とてもおいしかったので、3杯くらいおかわりしてしまいました。
 
 シカ肉は、牛肉や豚肉に比べてカロリーや脂肪が少なく、たんぱく質や鉄分が多いなど、メタボや低血圧対策にももってこい(そうはいっても限度はありますが)の食材です。
 ニホンジカは、牛や豚のように家畜として飼育するということがないため、私たちの口に馴染まないということがあります。また、飼料で育っているわけではないため、「何を食べているかわからない!」という心配する人もいるようです。
 でも、ガイドラインを順守した施設で加工されたシカ肉をちゃんと調理すれば、安全でおいしいシカ肉料理ができます。(普段料理をしない私にはたぶん無理ですが・・・)
 諏訪地域には昔からシカ肉を食することに対して、諏訪大社で「鹿食免」(かじきめん)という免罪符を発行していた歴史があります。ニホンジカも実はけっこう食べられていたということでしょう。
 ぜひみなさんも食べてみてください。

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