2012.07.03 [ 【目】自然・景観 ]
八ヶ岳
季節も暑くなり、八ヶ岳への登山も最盛期を迎えようとしています。
ところで、諏訪地域でもニホンジカの増加により、農村部はもとより、高山地帯での被害が深刻化しています。
八ヶ岳でもキバナシャクナゲをはじめとする高山植物がニホンジカの食害に遭い始めており、その対策を検討するために、関係機関や猟友会の方と硫黄岳山頂まで登ってきました。
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個人的にはほとんど山登りなどせず、今回のように仕事ででもなければとても2800m級の山などへ登るつもりもありませんでした。
しかし苦労して登ってみると、開花の最盛期には若干早かったのですが、シャクナゲやウルップソウなどが迎えてくれ、なによりも天気が登山には最高で、少し霧がまいている光景が幻想的で、山登りもいいなという錯覚(?)を起こしてしまいそうな1日でした。
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山頂付近からシャクナゲごしに横岳、赤岳を望む
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ウルップソウ
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キバナシャクナゲ
しかしよく見ると、ダケカンバが剥皮被害にあって枯れかけてしまっていたり、ニホンジカの糞がそこかしこにあるのと確認すると、早急な対策を講じる必要があることを実感させられました。
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それでも、山はみなさんが登ってくるのを歓迎していますので、もちろん準備はしっかり整えたうえで、ぜひおいでください。
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