<夏季八ヶ岳7件の死亡事故のうち、主な死亡原因は発病(3件)と滑落(2件)です!>
○「体調がすぐれないときに無理をしない」「安全で適正な登山計画づくり」等の取組みで事故を防ぎましょう。
<落雷・ゲリラ豪雨等による気象遭難に注意>
○夏山の天候は比較的安定していますが、積乱雲が発生しやすく、広い範囲で落雷やゲリラ豪雨が発生します。硫黄岳頂上付近、阿弥陀岳~御小屋尾根下山ルート、北八ヶ岳等は荒天時、濃霧時に迷いやすく注意すべきルートとされています。また、蓼科山頂はドーム型の岩場で、濃霧時は下山道がわかりづらくなっています。
<転落、スリップ、落石に注意>
○横岳、赤岳、阿弥陀岳稜線、地蔵尾根の各岩場、県界尾根の大天狗~赤岳及び赤岳天望荘への回り道、大同心・小同心、文三郎新道はしご場上部~赤岳頂上直下は転落に注意しましょう。赤岳を中心とする南八ヶ岳一帯は岩質がもろいため、落石・浮石にも注意してください。蓼科山将軍平(蓼科山荘)~山頂の登山道は傾斜した1枚岩(約6m×5m)があり、スリップに注意してください。7合目登山口~頂上は落石に注意が必要です!
いよいよ夏山シーズンが本格化し、八ヶ岳にも沢山の登山客が訪れています。
登山計画書の「作成」「提出」で無理のない安全登山を心がけましょう
<諏訪地区山岳遭難防止対策協会・茅野警察署・諏訪地域振興局>
(29.6.4撮影)https://blog.nagano-ken.jp/suwa/nature/6249.html
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