こんにちは! 農地整備課です。
4月20日に飯田市千代のよこね田んぼで開催された、あぜぬり体験イベントに参加しました。
田んぼのあぜぬりは、今ではほとんど機械化され、あぜぬり機によって行われています。
機械化される前は、鍬を用いて行われていました。今回は、よこね田んぼ保全委員会主催のあぜぬり体験イベントで、人力で行う貴重な体験をさせていただきました。
あぜぬりの目的は、田んぼに水を張る前に、田んぼの土手(畔)の割れ目や穴を塞ぎ、防水加工することにあります。また、モグラなどが開けた穴から水が漏れるのも防ぎます。
作業はまず、土手の草を取り除きます。
その後、適度な湿り気のある泥を土手に張り付けていきます。
最後に鍬で滑らかに仕上げます。
仕上がりはこんな感じです。
慣れない鍬での力仕事、老体には重労働でしたが、うららかな春の一日を心地よく過ごすことができました。
改めて、110枚もの棚田を管理、耕作されている地元の保全委員会のみなさんには感謝です。
今年は作業のご褒美に、よこねの米粉を材料にした「ブラウニー」をいただきました。
これは、南信州ブラウニー専門店 ビリーブル(飯田市鼎)さんのご協力をいただき商品化したオリジナル商品だそうです。おいしかった!
よこね田んぼは、農林水産省により「つなぐ棚田遺産」に認定された、いわば公認の棚田です。
これからも、田植え、草取り、収穫体験など様々なイベントが企画されているそうです。
楽しみです。
みなさんも是非、ご参加ください。
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課 TEL:0265-53-0420
※よこね田んぼのイベント情報:https://www.yokonetanbo.jp/
※南信州ブラウニー専門店 ビリーブル:https://belieble.theshop.jp/
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