2018.06.12 [ 南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
りんご並木の摘果作業が行われました
農業改良普及センターです。
飯田市の中心部にある「りんご並木」。
代々飯田東中学校の生徒が、定期的に管理作業を行っています。
今年も摘果作業が行われました。
並木アドバイザーから説明を受け、各自担当ブロックに散らばっていきます。
当日は近隣小学校の6年生も参加。
毎年行っている東中学校生は、後輩や小学生に教えながら作業を進めます。
作業中には観光客の方から、
「りんごがなっているの初めてみた」
「りんごを作るのに、こんな大変な作業が必要なんて知らなかった」
などと話しかけていました。
飯田の大火後に、焼失した街の復興のシンボルと、延燃を防ぐ緩衝帯を兼ねて作られたこのりんご並木。
飯田東中学校は当初から関わり、この伝統は60年余り続いているそうです。
この地区に暮らす人にとっては大切な伝統で、
今も地区の多くの人に支えられて続いています。
災害を克服し、今も続く伝統を作り上げたこの取り組みは、
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