2016.06.06 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプス三伏峠へ植生復元ボランティアに行ってきました!!
農地整備課の中年Yです。
平成28年5月28日(土)、例年にない猛スピードで山の雪解けが進んだ南アルプスへ高山植物保護ボランティアに行ってきました。今回の作業は日本で一番高い峠と言われている三伏峠(標高2,607m)です。その峠は南アルプス塩見岳の大鹿村側の登山口から3時間ほど登ったところにあります。
静岡県の有志と一緒に、南アルプス高山植物保護ボランティア作業の一環で、この三伏峠での作業に参加してきました。今回の作業は高山植物を守るための季節型の防鹿ネットを張る作業と鋼製ネット柵の上段へ糸を張る作業です。防鹿ネットを張る作業は高山植物が芽吹き始めるこの時期に毎年行っていますが、鋼製ネット柵の上段へ糸を張る作業はここでは初の取り組みです。
登山道沿いには疲れを忘れさせてくれる可憐な花が咲いています。
シロバナノヘビイチゴ
ツバメオモト
コイワカガミ
登り始めて1時間を過ぎたあたりで遠くに中央アルプスを望むことができました。
また、途中で「ほとけの清水」という美味しい清水があり、喉を潤しました。
仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳、間ノ岳や農鳥岳も雲の合間から望むことが出来ました(一番右が塩見岳)
こちらが塩見岳の雄姿です!!
作業着手前(昨年の秋に外したネットが残っています)
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