2013.06.03 [ 南信州の食・味・お土産 ]
復活した伝統まんじゅう
突然ですが、「地域おこし協力隊」をご存知ですか?
主に3大都市圏から過疎地域に移住し、地域の活性化に取組む方々のことです。
ここ南信州は県内で最も多い25人の協力隊が地域づくりの担い手として奮闘されています。
そこで今回紹介するのは、その地域おこし協力隊の一員として売木村で活動されている能見(のうみ)奈津子さん(兵庫県出身)が復活させた『うるぎたかきびまんじゅう』です。
このおまんじゅう、もともと村の特産品として販売していたそうですが、作り手の高齢化が進み生産が途絶え10年以上…それを能見さんが以前の作り手の方の指導を受けて復活させたそうです。
それでは一度食べてみねばと、売木村のこまどりの湯に併設する「星ふる里名店街」に開店した「たかきびや」まで買いに行ってきました。
10時前に着いたのですが既に車がちらほら…
能見さんご本人が蒸かしから販売までされていました。
「そぼくな味」を大切にしながら作っているという『うるぎたかきびまんじゅう』。タカキビと米粉で作った皮で小豆あんを包んだ菓子で、しっとりもちもちとした食感。おうちで一人、堪能させていただきました。
綺麗な桜色の皮はタカキビの色なんだそうです。ほんのりと香ばしい気がしました。
たかきび初めて見ました。
温泉にも入ってきましたがとっても気持ちよかったです。休日にぜひ出かけてみては?
ただこのおまんじゅう、全部手づくりなので作れる数量は限られているとのこと。売り切れ御免です。
「たかきびや」の開店日も今のところ 土日祝日のみ なのでご注意くださいね。
<地域政策課>
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