2016.05.20 [ 南信州の食・味・お土産南信州の観光・自然・花 ]
2億年前の地層のかけらに触ってみませんか~ 中郷流宮岩(なかごうながれみやのいわ)
こんにちは!商工観光課です。
中央構造線を特徴とする
ジオ(大地)・エコ(動植物)・ヒト(文化歴史)を楽しむ南アルプスエリア
「南アルプスジオパーク」に新たな魅力が!
日本列島が形成された頃にできた南アルプスの古い地層の中でも
最も古い時代、約2億年前の”地層のかけら”に身近に触れられるんです!!
場所は飯田上村 国道152号線の道路のすぐ脇、
上村で唯一の喫茶店「喫茶 かみ」が目印、お店のすぐ隣に鎮座しています。
幅約7m 高さ約3mの巨大な岩です。
中郷流宮岩は、かつて太平洋の深海の底に石灰岩とチャートが繰り返し重なり積もった
地層が、長い時間をかけてプレートに載って運ばれ、陸へ押されて折りたたまれて
できたものだそうです。調査をされた飯田市美術博物館の先生によれば
このような地層を一般の人が簡単に観察できる場所はほとんど無く、
大変貴重なものだそうです。
昨年、周辺が整備され説明看板が設置されました。
詳しくは、現地の看板、飯田市美術博物館、中央構造線博物館(大鹿村)まで!
その他にもさまざまな南アルプスの不思議な魅力を教えていただいた
一昨年秋の「エコパーク癒しの体験まつり」記事は こちら
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