2025.10.09 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
迫力満点!阿智村・上清内路の手作り花火🎆
こんにちは!リニア活用・企画振興課のOです。
南信州でも少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました🍁
夏の終わりといえば、花火を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回は、10月6日に阿智村上清内路諏訪神社で開催された「上清内路の手作り花火」を観覧してきました。古くは1731年(享保16年)に奉納されたといわれる手作り花火。現在は上清内路煙火同志会と下清内路煙火有志会のふたつの保存会によって受け継がれています。火薬作りから地域の方々の手によって製造されており、準備には約2か月を要するそうです。
この手作り花火の特徴のひとつは、回転運動やロープを用いた仕掛けの数々。長いロープを流れ落ちるナイアガラや激しく回転するメリーゴーランドなど、見ごたえのある仕掛け花火が次々と登場しました。
写真からも伝わるこの迫力!
私自身、仕掛け花火を見るのは初めてでしたが、暗闇で舞う火の粉の美しさと、迫力に圧倒されました✨
最後の大三国では、柱から火花が炎のシャワーのように降り注ぎ、暗闇を黄金色に染める光景は圧巻でした。観客も同志会の皆さんと一緒に「わっしょい、わっしょい」と掛け声をかけながら盛り上がり、会場全体が一体感に包まれました。
清内路で300年余受け継がれている手作り花火は、地域の方々の熱意と誇りが感じられる素晴らしい花火でした。
今年の下清内路の手作り花火は、10月11日(土)に行われますので、手作り花火を体感してみたいという方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお、上清内路の手作り花火は寄付者および関係者のみの観覧となりますが、毎年10月6日に開催されますので、皆さんもその迫力を間近で味わってみてください。
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