2019.05.16 [ 南信州の林業 ]
「治山」ってなんだろう? 第1回
はじめまして。林務課takeです。
皆さんは「治山」と聞いてどういうものか分かりますか?
よく知らない方も多いのではないでしょうか。
しかし・・・実は長野県では、意外と身近なもので皆さんの生活に大きく関係しているのです。
そこで治山初心者の私が学んだことをこれからを紹介していきます!
その第1回は、「治山の意味」について
地震や豪雨により山が崩れたというニュースをご覧になったことがあると思います。治山とはざっくりいうと、”災害を未然に防ぐこと”と”災害地の森林の復旧の総称”のことです。
森林はもともと土壌保全や保水等の機能を持っていますが、許容量があり、それを超える雨が降ったりすると森林は崩れてしまいます。
そのため、治山に関係する工事には、「本来森林が持っている機能を発揮させるための工事」と「許容量を超えてしまった時に備える工事」があります。
長野県は住宅近くに森林があることが多く、南信州地域も例外ではありません。
日常生活の中で治山の現場に行くことは少ないと思いますが、実は皆さんの生活に深く関わっているのです!!
この治山事業は全ての森林で行われる訳ではありません。どのような森林で行われるかを次回以降ご紹介していきます。
乞うご期待!
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