2021.01.14 [ 見頃・食べ頃情報 ]
今が食べ頃!干し柿を食べよう♪
干し柿は、β-カロテンを多く含んでいます。β-カロテンは、抗酸化作用が期待され、また必要に応じて体内でビタミンAに代わり、粘膜を強くする働きがあり体の抵抗力を高めて風邪予防に、また肌の乾燥を防ぐことにも役立ちます。
水分が抜けることで重量あたりの食物繊維の含有率が高まります。また不溶性食物繊維は便秘予防・改善に役立ち、また水溶性食物繊維は、コレステロールを吸収して一緒に排出する働きなどがあります。
【保存方法】
長期保存するなら冷凍保存がおすすめ。キッチンペーパーにくるみ、冷凍保存袋に入れ空気を抜き、密封して、冷凍庫に入れましょう。
【食べ方】
おせちのなますにニンジンのかわりに入れたり、柿餡などの和菓子に、またドライフルーツと同様にパンや焼き菓子に入れることができます。ペーストにしておいてドレッシングに使用するなど、自然の甘味を生かして様々な料理にも活用できます。
私は干し柿をヨーグルトに入れて食べます。干し柿を適当な大きさにキッチンばさみで切り、プレーンヨーグルトに一晩くらい漬け込みます。するととろーりやわらか。プレーンヨーグルトに干し柿のやさしい甘みが溶け出します。おいしいだけでなく、整腸作用なども期待出来て健康的です。
日本古来のドライフルーツの干し柿を、いろいろな味わい方で楽しんでみてはいかがでしょうか。
【市田柿とは?】
さて、長野県では市田柿が有名ですよね。高森町の市田地区を発祥の地とする干し柿です。原料の柿は、伊那谷を中心に栽培されてきた在来の渋柿です。果実の大きさは100g~120gと小ぶりで、肉質は緻密。
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