2022.05.28 [ 加工食品 ]
野菜漬物 出荷額 6位
<経済構造実態調査 2022年確報品目別統計表>
※2023年11月更新
すんき漬
野沢菜漬
漬物の歴史は古く、今から1300年程前、東大寺正倉院の古文書「雑物納屋」に塩漬のことが記載されているとのことです。
長野県のお漬物業は、明治時代中頃、わさび漬や味噌漬を中心に商売として始められたと言われています。
長野県は、面積が標準県の2倍以上あるという環境風土の中で、全国屈指の漬物産地として、野沢菜を中心に信州小梅、わさび漬、山ごぼう、信州味噌漬等、数多くの特産品を有しています。
長野県の漬物の代表格である野沢菜漬けの原料・野沢菜は、宝暦6年(1756年)に野沢温泉村にある健命寺の住職が、京都遊学の帰途に持ち帰った天王寺かぶの種が始まりといわれています。
また、木曽地域の冬の食卓を彩る漬物・すんき漬は、塩を全く使わず乳酸発酵させた赤カブの葉茎や、木曽菜、大根菜、などで作られます。
経済構造実態調査 2022年確報品目別統計表によると、長野県の野菜漬物 出荷額は14,037百万円(全国シェア4.4%)で全国6位となっています。
【根拠データ】
経済構造実態調査 2022年確報品目別統計表
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