※2023年11月更新
「ラナンキュラス(キンポウゲ科)」は、アルストロメリアやアネモネと並び、冬から春にかけて出荷される長野県の切り花の代表格であり、バラに似た花形や花色の豊富なことが特徴です。
寒さが一段と増す時期、一足早い春を感じさせてくれる切り花として、テーブルフラワーやブライダルブーケの主役となって活躍します。
県内では、冬期の日照時間が豊富な、松本・上伊那地域で栽培が盛んです。
近年は、「日本産のプレミアムな切り花」として、北米や東南アジア等にも輸出されています。
令和3年産のラナンキュラスの出荷量は419万本(全国シェア40.0%)で全国1位となっています。
ラナンキュラスの花言葉
ラナンキュラス全体「とても魅力的」「華やかな魅力」
赤「あなたは魅力に満ちている」、紫「幸福」、白「純潔」、ピンク「飾らない美しさ」
ラナンキュラスの花言葉は、美しさや魅力に関する言葉が多いです。大切な相手に思いを伝える際のプレゼントして贈ってみてはいかがでしょうか。
ラナンキュラスを長く楽しむためのポイント
- 水の中で茎が腐りやすいので、浅めの水に生けましょう。
- 小さく固い蕾は咲きづらいので、あらかじめ整理しておきましょう。
- お店で選ぶ際は、蕾が緩くなったものを選びましょう。
ラナンキュラスの豆知識
- 長野県産の大輪のラナンキュラスは海外でもとても人気があります。高級ホテルやカジノなどの装飾に使われることが多く、海外では1輪数千円で取引されることもあります。
- ラナンキュラスの名前の由来は葉の形がカエルの足に似ていることから、ラテン語でカエルを意味する「rana」が使われたといわれています。
【根拠データ】
令和3年産農水省統計部調査対象外花き生産状況調査(宮崎県)
【お問い合わせ先】
農政部 園芸畜産課
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