2013.07.16 [ 研究日誌環境保全研究所飯綱庁舎 ]
山ノ内町でミンミンゼミ、アブラゼミの鳴き声を聞きました。
7月15日、山ノ内町湯田中上林でミンミンゼミ、アブラゼミの鳴き声を聞きました。
ずいぶん早いなと耳を疑いましたが、たしかにミンミンゼミとアブラゼミで数も多く、何匹も確認できました。近くの住人に聞いたところ、そういえば、何日も前から鳴いているとのこと。数の多さから見ても7月上旬には発生していたと考えられます。
山ノ内町湯田中の何カ所かを回りましたが、他では聞きませんでした。その場所で特異的に発生が早かったのか、例年そうなのかはわかりません。
私が住む長野市安茂里地区でもアブラゼミを聞くのは、昨年は7月22日、ミンミンゼミは、7月26日でした。
今年はニイニイゼミやヒグラシも例年より早く聞いていますので、アブラゼミやミンミンゼミも早く鳴くかもしれません。
研究所の敷地でも、いままではエゾハルゼミが鳴いていましたが、次の種類にバトンタッチとなるように、今日はじめてエゾゼミ(正確にはコエゾゼミ)の鳴き声を聞きました。昨年聞いたのが7月25日なので、この種類も今年は昨年に比べ早いといえます。なにか、天候が影響しているのでしょうか。不思議ですね。
なお、今年も研究所の施設公開が、7月27日(土)、28日(日)と行われます。セミの標本などの展示もありますので、ぜひお越しください。
(環境保全研究所自然環境部・大塚)
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
環境部 自然保護課
TEL:026-235-7178
FAX:026-235-7498