2024.08.01 [ 林務課 ]
この木、いくら?
安曇野市三郷地区に、長野県森林組合連合会が運営する素材(丸太)を売買する市場があります。
市売りは月に1回開催されており、入札により価格が決まります。
6月に開催されたこの市売りにお邪魔してきました。
まず今回、第1097回ということで永続の歴史を感じました。
出荷されていた丸太は、「からまつ」や「ひのき」などの針葉樹の他、「くり」や「なら」といった広葉樹も多く並んでいました。
入札は、1本または1山で行われます。購入者は県内外から20者程度が参加し、お目当ての丸太に札を入れていました。
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太いからまつ材は1本ごと入札が行われていました。太さは左が54cm、右は60cm
![](https://blog.nagano-ken.jp/wp/matsuchi/wp-content/uploads/2024/07/P6110003.jpg)
比較的細いなら材は1山(椪(はい))まとめて、入札が行われていました。
購入者は、樹種、材の長さや太さ、幹の曲がりなどを見て価格を決めますが、年輪の幅や均一性、節の有無なども確認していました。
今回の市売りでの高値は、「ヒノキ」が39,000円/㎥、「くり」、「なら」が50,000円/㎥超となっていました。
市売りでは、木材の出荷状況や価格、購入者の動向など様々な貴重な情報を入手することができました。
長野県森林組合連合会 中信木材センター(安曇野市三郷温4000番地)
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