こんにちは！計量女子です。

突然ですが、皆さんは「ゆるキャン△」という漫画をご存じでしょうか。
山梨県周辺を舞台に女子高生がアウトドア趣味をゆる～い感じで楽しむお話なのですが、単行本第6話（1巻）と第7話（2巻）に出てくる山梨県の「ほったらかし温泉」という露天風呂が前から気になっていたので行ってきました。

地元を朝5時に出発して（途中休憩を挟んで）運転することおよそ2時間、目的地に到着。

ほったらかし温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」という2種類の露天風呂があり、どちらも温泉に入りながら雄大な景色を楽しむことができるのが売りです。
この日は「こっちの湯」がメンテナンス中だったため「あっちの湯」に入ることにしました。

あっちの湯・こっちの湯どちらも入湯料900円、営業時間は日の出1時間前から22時までです。
タイミングが合えば日の出を見ながら温泉を楽しめることに加えてお隣にキャンプ場が併設されているため、暗いうちから大勢のお客さんで賑わうようです。
（計量女子が現地へ到着したのは朝7時過ぎでしたが、駐車場は県外ナンバー車でいっぱいでした。）

この日はすっきりとした快晴ではなかったので、富士山🗻は遠くにぼんやり見えるだけでした。
それでも地元では見ることができない富士山を拝めて大満足😊です。

「ゆるキャン△」作中（単行本だと第2巻8ページ）でも紹介されていますが、ほったらかし温泉で売っているおいしい食べ物のひとつに「温玉揚げ」があります。
半熟卵をただ揚げただけのフライですが、外はサクサクで

中はトロ～リ☆
1個200円でこんな(ﾟдﾟ)ｳﾏｰな卵フライを食べられて、山梨まで来た甲斐がありました。甲斐だけに。
（※恥ずかしいので一応補足しておきますと、甲斐というのは山梨の古い呼び名です）

…さて、地元へ帰る前に山梨県のガソリンスタンドでちょっとだけ給油していくことにしましょう。

最近は補助金（燃料油価格定額引下げ措置）のおかげで少しだけ下がりましたが、長野県は他県に比べてまだまだガソリン価格が高いですね。
計量女子が給油した山梨県内の某スタンドでは、レギュラーガソリンが1リットルあたり税込164円でした。

このように都道府県で異なるガソリン小売価格ですが、ガソリン給油機（自動車等給油メーター）の検定は全国どこでも同じ内容により各都道府県の計量検定所（または民間の指定検定機関）が実施しています。

自動車等給油メーターは有効期限が「7年」と決められていて、期限到来前に修理した上で検定に合格したものでなければ引き続き営業（取引・証明）に使用することはできないため、検定合格後は有効期限を示す検定証印や有効期限ステッカーを貼付して次回の検定漏れがないようにしています。
（※写真は長野県で実施したメーター検定の様子です）

山梨県の有効期限ステッカーは長野県と同じ銀色のステッカーで、この給油機の検定有効期限は2027年8月。
つまり、この給油機は2027年から7年前の2020年8月に山梨県計量検定所の検定を受検して合格したということが分かります。
また、山梨県ステッカーの右上にある丸いステッカーは、この給油機が計量法に基づく適正な修理をされたという表示であり、修理を実施した事業者が貼付します。（「rマーク」と呼ばれます）

合格したメーターには、計量検定所（指定検定機関）職員が器差調整部の封印玉に検定証印を付して、給油量を故意に操作できないようにします。
（仮に給油量を調整しようとする場合は封印を外さなければならないため、不正をすればすぐに分かります！）

皆さんが正確な量を給油できるよう、各都道府県の計量検定所（または民間の指定検定機関）では各地のガソリンスタンドを回って検定をしていますので、これからも安心して給油をしてください。

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