2020.01.14 [ 計量検定所 ]
貫原器模型を訪ねる at 松本市はかり資料館
計量検定所の計量ボーイです。
気持ちも新たに、度量衡(どりょうこう)の修行を続けます。
. はかり資料館 はかり資料館玄関
今回、松本まるごと博物館「松本市はかり資料館↓」を訪ねました。
http://matsu-haku.com/hakari/
「測る(度:長さ)」「量る(量:体積)」「計る(衡:質量)」道具と、その関連資料約1,300点を収蔵する同館ですが、取材目的は表題「貫原器模型(分銅)」にありました。 ※ 1貫=3.75kg
. 資料館の内景 貫原器模型展示
同館では、昨年の計量記念日(11月1日)を挟んで、特別展「今昔はかり展↓」を開催しました。
http://matsu-haku.com/hakari/archives/449
当該準備で収蔵品吟味された同館 遠山学芸員さんから
「平成10年9月20日(長野県計量検定所)との添書付き貫原器模型を所蔵しています。詳しいことが分かれば有難いのですが・・・」
と、当所に調査依頼を頂きました。
ボーイ、早速、当時(平成10年及び前後年)勤務の先輩諸氏に架電しまくりましたが、残念ながら明確な由来は辿れませんでした。
. 模型の説明 貫原器模型
遠山さん、それでも諦めず源流の計量標準総合センター(茨城県つくば市、産業技術総合研究所)まで出向かれ、関連調査を尽くされた労作(貫原器模型の紹介パネル:A3判で3枚)が、模型と共に館内展示されてます。
↓先に発信した、「東洋計量史資料館」と共に、学都・商都松本における同一テーマでの見どころ紹介でした。
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