松本地域で「信州の環境にやさしい農産物認証制度」により認証された農産物をシリーズで紹介します。
第４回は長野の主力農産物！　りんごです！

こちらは松本市今井の前田さん。きれいに管理されたりんご園で、色々な品種のりんごを栽培されています。この園で一番早く色づく「シナノレッド」というりんごの木の前で撮影さていただきました☆

前田さんは今年から化学肥料・化学合成農薬の５０％削減を達成されました。
りんごは病気にかかったり、虫が付きやすいのですが、前田さんはこまめに園を観察し、適期に必要最小限の農薬を使ってこれらを抑えています。

こちらの赤いヒモのようなもの、これは交信撹乱剤というもので、特定の昆虫のフェロモンを出すことで昆虫の繁殖を阻害し、害虫を減らす効果があります。
農薬ではありますが殺虫効果は無く、益虫も保護できるので、環境にやさしい農薬ですね。

だんだんりんごも色づき始めています。
早生りんごの「つがる」は８月下旬頃から出荷が始まる予定です！
長野県の代表的なりんごの品種と、出荷時期についてはこちらのホームページをご覧ください。

今回伺った認証農家さんの看板です。

信州の環境にやさしい農産物認証制度で認証された農場にはこのような看板が設置されています。
制度のＰＲに一役買ってくれています。

「信州の環境にやさしい農産物認証制度」とは、化学肥料や農薬を通常より50％（または30％）削減して生産された農産物を、長野県知事が認証する制度です。
詳しくはホームページをご覧ください。
平成25年産は県内で270件、松本地域では43件の農産物が認証されました。

農政課